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家族に余計なことを言わなかった父。今だからわかる父の「愛」の形とは<父が亡くなったとき>

  • 2025.12.22

実家で暮らす40代マンガ家・大日野カルコさんが、高齢の父を亡くした日のことを描いたマンガ。突然の別れを迎えた家族は、そのとき何を感じ、どのように父を見送ったのでしょうか?
いよいよ出棺となり、父との最後の別れのときがやって来ました。手紙を棺の中に納めるカルコさんに対し、母が父にかけたのは「またな」という普段通りの言葉。カルコさんは母の真意を考えるのでした。

お葬式が終わり、カルコさんは父との思い出を振り返ります。職場でいじめられながらも、家族のために黙々と働いてきた父。定年後は別人のように明るい性格になり、娘ともよくしゃべるようになりました。

カルコさんが今になって知る父の姿とは……。

年を取ってから知る父の愛

父は自分の考えを押し付けることはありませんでした。

「自分がされて嫌なことは人にしない」と話していた父。自分の考えを押し付けず、相手を尊重することが父の愛の形だったといまさらながら思います。

父に言いたかったことをほぼマンガに描くことができて、ひとまず気が済みました。最後まで描き切れて本当によかったです。

―――

父の「愛」はしっかりカルコさんに伝わっていました。そして生前、父からカルコさんに送ったスマホのメッセージにあった言葉は奇しくも「ハッピーエンド」。晩年の豊かな人生を表しているようにも思えます。言葉にしない愛の深さや日常の大切さを改めて感じることができるエピソードでした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター 大日野 カルコ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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