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北米で『ズートピア2』が首位に返り咲き!ついに公開を迎えた『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の気になる初日成績は?

  • 2025.12.20

先週末(12月12日から12月14日)の北米興収ランキングは1週遅れの“ポスト・サンクスギビング”到来か、全体の総興収は本当のポスト・サンクスギビングだった前週から半減。そのなかで、公開3週目を迎えたディズニー・アニメーションの『ズートピア2』(日本公開中)が首位に返り咲きを果たした。

【写真を見る】全世界歴代興収1位&3位の前2作につづけるか?『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の初週末興収予測は…

年末年始にかけて、『ズートピア2』と『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の一騎打ちが加速!? [c]Everett Collection/AFLO
年末年始にかけて、『ズートピア2』と『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の一騎打ちが加速!? [c]Everett Collection/AFLO

週末3日間で興収2588万ドルと、前週対比60%の成績をあげた『ズートピア2』。累計興収は公開から18日目の12月13日に2億5000万ドルを突破しており、これは前作『ズートピア』(16)の公開27日目よりも9日早い。歴代では82位タイのスピードであり、オープニング興収も含めて『インサイド・ヘッド』(15)に近い推移で来ている。

前作が興収3億4000万ドルを少し上回ったところでフィニッシュし、『インサイド・ヘッド』も最終興収3億5000万ドル強。そう考えると『ズートピア2』もその辺りで落ち着く可能性は高いが、これから年末年始の休暇シーズンに突入すること、競合となりうるファミリー映画がほとんどないことを踏まえれば、それ以上も充分に見込めるだろう。

【写真を見る】全世界歴代興収1位&3位の前2作につづけるか?『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の初週末興収予測は… [c]Everett Collection/AFLO
【写真を見る】全世界歴代興収1位&3位の前2作につづけるか?『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の初週末興収予測は… [c]Everett Collection/AFLO

そんななか、12月19日に公開を迎えた『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(日本公開中)は初日金曜日の興収は3700万ドル(木曜日のプレビュー上映分1200万ドルを含む)で、週末の予測興収は1億ドルに届かないスタートになると現地メディアは報じている。次週末は首位の座を『アバターFAA』に譲ることは確実だが、それ以降、特に目立ったタイトルがない年明けは『ズートピア2』と『アバターFAA』の一騎打ちムードがさらに加速するはずだ。

一方、前週1位に初登場を果たした『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』(2026年1月23日日本公開)は2位に後退。週末3日間の興収は1939万ドルと、前週比は30.3%。前作が(ハロウィンという時節柄もあって)2週目末にオープニング対比23.8%という急降下だったことを考えると踏みとどまった方だが、かなり大きなドロップ。それでも累計興収は1億ドルを突破している。

累計1億ドルを突破した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』だが、ブラムハウスの受難はまだ続く [c]2025 SCOTT CAWTHON PRODUCTIONS and UNIVERSAL STUDIOS
累計1億ドルを突破した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』だが、ブラムハウスの受難はまだ続く [c]2025 SCOTT CAWTHON PRODUCTIONS and UNIVERSAL STUDIOS

このままブラムハウスが復活の軌道に乗ると思われた矢先、平日に思わぬニュースが飛び込んできた。年明けすぐの2026年1月8日(金)に公開を予定していた「M3GAN/ミーガン」シリーズのスピンオフ『SOULM8TE』のが急遽公開が見送りに。これは『M3GAN/ミーガン 2.0』の興行的失敗の影響であり、2026年に期待作が複数待機しているブラムハウスの先行きに再び暗雲が立ち込めてきたようだ。

文/久保田 和馬

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