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結婚を認めさせるために妊娠!?幸せな新婚ライフのはずが強烈な義母とドケチな夫に振り回されるハメに…【作者インタビュー】

  • 2025.12.20
「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」
「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」

これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、ドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」。毎日が発見ネットでの連載がコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「こんなお姑さんいるなんてビックリ」「漫画化でさらに義母と夫の酷さにリアル感が出てヤバイ」「先が気になって読み進めてしまった」などさまざまな感想が投稿されており、続編の刊行を期待する声も多い。

実は、そんな人気作の内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ( @kadu0614)さんの実体験だというから驚きだ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんにお話を伺った。

理不尽な関係性を生き抜くための覚悟と自己規律

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2人の息子が独立し、夫と猫と穏やかな日々を送る主婦・かづさんの現在の姿からは想像しがたいが、その人生の裏側には結婚をめぐる過酷な体験が横たわっている。その実体験をもとに描かれたのが、本作「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」である。本作の核となるのは、結婚を決意した若き日の行動力と、理不尽に向き合う際の覚悟であり、その象徴として語られるのが妊娠を告げた日の出来事だ。

当時のことを振り返り、かづさんは「まず最初に私が実母に話したときは『だと思ったー!』でした。そして『すぐに荷物まとめて彼の家に行き!』と言い…そのときの覚悟や行動力は、今はかけらも残っていませんが(笑)」という言葉には、当時の切迫感と勢いが凝縮されている。また、父の反応については「(娘は)煮るなり焼くなり好きにせぇ!」と布団から背を向けたままだったという逸話が、物語に生々しさを与えている。

一方、義母との確執については「『親ぐるみでひとりっ子の息子を金目当てで騙した』に、つながってきます」と振り返り、その誤解が後の“クエスト”を過酷なものにしたことが示される。「何といっても、にぎり寿司のシーンです。あの手この手の嫁いびりを仕掛けてくる義母の狂気も見どころです」と語るかづさん。このシーンに関しては、作画担当の赤星さんによる再現度の高さにも太鼓判を押している。

さらに人生訓として「他人を変えることは難しいが、自分は変われる」という信念を掲げ、「こちらに対する突っ込みどころを作らないように、私は気をつけていました」と述べる姿勢は、物語を単なる体験談ではなく普遍的な指針へと昇華させているのである。

取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

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