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白身の縁はカリッと香ばしく、黄身はまろやか!超絶おいしい鳥羽周作シェフ流【目玉焼き】の作り方

  • 2025.12.20

白身の縁はカリッと香ばしく、黄身はまろやか!超絶おいしい鳥羽周作シェフ流【目玉焼き】の作り方

レストランsioのオーナーシェフである鳥羽周作シェフが料理がおいしくなる知識&方法を解説!今回は目玉焼き編。シンプルなのに驚くほどおいしく仕上がるコツとは? 話題の新刊『眠れなくなるほど面白い 図解 料理の話』(日本文芸社刊)から、一部を抜粋してお届け!

決め手はにんにく香る油

目玉焼きは家庭で手軽につくれる料理のひとつですが、焼き方を工夫するだけでおいしさが倍に跳ね上がります。ポイントは油と火加減、そしてにんにくの香りです。材料は卵、にんにく、オリーブオイル、塩。たったこれだけで、豊かでリッチな仕上がりを実現できます。

つくり方は次の通りです。まず、にんにくを潰して芽を取り、フライパンにオリーブオイルと一緒に入れます。中火にかけ、ふつふつしてきたら弱火に落とし、にんにくがほんのり色づいたタイミングで卵を割り入れましょう。ここで火をやや強め、透明な白身の部分にオイルをかけながら熱を加えます。縁がカリッと焼けてきたら中〜弱火に落とし、裏返してさっと火を通します。最後にもう一度裏返して皿に盛れば完成です。

この方法の最大の要点は、にんにくの香りをオリーブオイルにしっかり移してから卵を焼くことにあります。これによってにんにくのうま味が染み込み、白身の縁はカリッと香ばしく、黄身はまろやかでコクのある味わいになるのです。仕上げに塩をひと振りするだけで、十分に全体がまとまります。

いろいろとトッピングを足すよりも、基本の調理法をきちんと押さえることが、満足感のある目玉焼きをつくる秘訣です。

にんにく香るオリーブオイルで焼く工程

①にんにくを潰して芽を取る
②にんにくとオリーブオイルを中火にかけ、ふつふつしてきたら弱火に落とす
③にんにくが色づいたら卵を割り入れ、火をやや強める
④透明な白身の部分にオリーブオイルをかけながら熱を加える
⑤縁がカリカリになったら裏返してさっと火を通す

にんにくの香りをオリーブオイルに移し、それで卵を焼く。
白身の焼けていない部分にオリーブオイルをかけながら火を入れ、最後に裏返す。
手順はシンプルだが、これで驚くほどおいしくなる。

仕上げと味わいのポイント

焼き加減を調節して白身はカリッと、黄身はまろやかに。
そして仕上げは塩をひと振り。
卵ににんにくの香りが重なり、これだけで特別な一皿が完成する。

<鳥羽シェフ流>自宅でできる最強においしくなる料理の技術

焼き方だけで超絶うまくなる、ご飯に合う"最強の目玉焼き”

※この記事は『眠れなくなるほど面白い 図解 料理の話』鳥羽周作著(日本文芸社刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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