2025年冬“トレンド”ヘアカラーは？ブルベ・イエベ…肌タイプ別に“映えカラー”を美容師が解説

ファッションだけでなくヘアカラーにも季節感を取り入れたい冬。そこで、2025年冬のトレンドヘアカラーを、美容師の津田恵さんに聞きました。肌タイプ別に、おすすめの“肌映えカラー”と、さりげなく取り入れるテクニックもチェックしてみてください。

濃いめ＆暖かみのあるブラウンは肌をトーンアップ

Q. 2025年冬のトレンドヘアカラーは何ですか？人気の傾向を教えてください。

津田さん「2025年冬のヘアカラーは、ブラウン系がトレンドです。秋から人気が続くブラウンは、肌なじみがよく上品で、どんなファッションにも似合うカラーです。中でもチョコレートブラウンなどの濃いめのブラウンや、少し赤みが入った暖かみのあるブラウンは、髪のツヤ感が際立ち、肌色をきれいにトーンアップして見せてくれます。色の明るさも、冬になると落ち着いたトーンが人気です」

Q. 冬でも顔色が明るく見えるブラウンカラーを、ブルべ・イエベ別に教えてください。

津田さん「顔色を明るく見せるなら、ブルべ・イエベともに少し暖かみを感じるブラウンがおすすめです。赤みブラウン、ピンクブラウン、ラベンダーブラウンの中で、ブルべの方は青みに寄ったカラー、イエベの方はオレンジに寄ったカラーを選ぶと、肌色に合うと思います」

Q. 髪全体をブラウンにするのが難しい場合、おすすめの取り入れ方はありますか？

津田さん「おすすめは、ハイライトのように細かく線状に染める方法です。全体に線状に色を入れると、髪に立体感と動きが生まれます。ブラウンなら地毛の色にもなじみやすいので、変化はさりげないですが、髪の透明感がアップして柔らかい印象が作れて、上品にあか抜けられますよ。一般的なハイライトではブリーチをして色を入れますが、ブリーチ系の薬剤を使うとどうしても黄色く退色してしまうので、ブラウンカラーならカラー剤を使って染めるとよいと思います」

肌色に合わせた色味を選べば、顔色がパッと明るくなり、髪のツヤ感もアップ。全体染めが難しい場合は、ハイライトで取り入れるだけでもあか抜けた印象になれます。季節感と肌映えを両立したトレンドのブラウンカラーで、冬のオシャレをもっと楽しみましょう。

オトナンサー編集部