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ティモシー・シャラメ主演『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』初出し本編映像を使用した特報

  • 2025.12.19

ティモシー・シャラメが主演を務め、A24が製作した『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』(2026年3月13日公開)から特報映像とニューヨークプレミアの写真が到着した。

【写真を見る】ティモシー・シャラメに加えて、本作で演技初挑戦となったタイラー・ザ・クリエイターの姿も

【写真を見る】ティモシー・シャラメに加えて、本作で演技初挑戦となったタイラー・ザ・クリエイターの姿も [c]2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
【写真を見る】ティモシー・シャラメに加えて、本作で演技初挑戦となったタイラー・ザ・クリエイターの姿も [c]2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

本作は1950年代のニューヨークを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た物語。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザー(シャラメ)。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼いでいる。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。

監督は『アンカット・ダイヤモンド』(19)で批評家から絶大な評価を受け、クリティクス・チョイス・アワードで監督賞にノミネートされたジョシュ・サフディ。これまで弟のベニー・サフディと共にサフディ兄弟として監督してきたが、日本未公開作品『The Pleasure of being Robbed』(08)以来の単独監督作となる。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)以来6年ぶりのスクリーン復帰となるグウィネス・パルトロウが、引退したアメリカの有名女優ケイを演じるほか、マーティの友人役としてグラミー賞受賞アーティスト、タイラー・ザ・クリエイターが初の演技に挑戦。さらにマーティの恋人役にオデッサ・アザイオン、ケイの夫でインク会社の社長ミルトンをケビン・オレアリーが演じる。さらに本作は日本でも撮影が行われ、マーティのライバルとなる日本人選手エンドウ役として、東京2025デフリンピック卓球日本代表、川口功人が出演する。

このたび解禁された初出し本編映像を使用した特報は「俺には目的がある」というマーティの力強いセリフからスタート。ケイを電話口で口説くように誘う表情はチャーミングで、生意気なのにかわいげがある。川口演じるエンドウとの卓球シーンも登場。勢いのあるダイナミックな一挙手一投足に目を奪われたかと思えば、次のカットではオデッサ演じる恋人レイチェルとの熱いキスシーン、続いてタイラー演じる親友ウォーリーと大金をせしめる姿が。さらに男と金でモメる様子や、レイチェルに「ナルシストのゲス野郎!」と罵られるシーンもあり、“最低”加減に拍車がかかる。そんななか、世界ランキング1位になるという夢だけは曲げないマーティ。ルックス、話術、卓球。持てるものすべてを使って“世界一の卓球選手”という夢を追いかけ続けるマーティの姿が映しだされる。ナレーションは声優、ナレーター、俳優として活躍し、本作にも出演するマーク・大喜多。テレビ番組「逃走中」のナレーションでおなじみのマークが深みと勢いのあるナレーションで映像を盛り上げる。

賞レースでは12月15日時点で72部門にノミネート、うち8部門をすでに受賞しているという本作。16日には、ニューヨークプレミアが開催され、先日オープンしたポップアップストアでオリジナルグッズが即完したニューヨークの会場には100名を超えるメディア関係者が駆けつけた。そんななか、シャラメ、パルトロウ、アザイオン、タイラー・ザ・クリエイター、オレアリー、ルーク・マンレイらキャストと監督のサフディが登場。マーティのライバルであるエンドウを演じた川口も、先日のロサンゼルスに続いてニューヨークプレミアにも参加。「すごく貴重な経験で、すごく楽しくやらせてもらっています。ヤンキースの試合も見に行って、ヤンキースファンのティモシーと語り合ったりもしました。今後こういった(映画に出るという)経験は、もう人生で起こらないと思う。夢のようです」と喜びを語っている。

グウィネス・パルトロウと川口功人の2ショット [c]2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.
グウィネス・パルトロウと川口功人の2ショット [c]2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

さらに川口より、ニューヨークプレミアでのオフショットも到着。パルトロウ、サフディのサイン色紙と共に写った2ショットに加え、キャスト&監督の仲睦まじい集合写真が公開されている。マンハッタンにある世界的に有名なランドマークの超高層ビル、エンパイア・ステート・ビルディングでの一枚は、なんと普段は絶対に入ることができない屋上で撮影。さらにキャストと監督のサフディによって、マーティカラーのオレンジにタワーがライトアップされるなど、至高のプレミアとなった。

公開前から様々なな話題を振りまいている『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』。ハリウッド若手俳優のなかでも屈指の人気を誇るシャラメの新境地をスクリーンで見届けてほしい。

文/スズキヒロシ

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