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アニメ映画『クスノキの番人』主題歌はback number書き下ろし、Uruが歌う「傍らにて月夜」に 最新予告解禁

  • 2025.12.19
映画『クスノキの番人』本ポスタービジュアル (C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会 width=
映画『クスノキの番人』本ポスタービジュアル (C)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会

アニメ映画『クスノキの番人』より、主題歌入り最新予告映像が解禁。主題歌はUruの新曲「傍らにて月夜」に決定。楽曲はback numberが本作のために書き下ろした。併せて、追加声優陣として子安武人、田中美央、神谷明の出演が発表された。

【動画】主題歌はback number楽曲提供によるUruが歌う「傍らにて月夜」 主題歌入り最新予告

本作は、累計100万部を突破した東野圭吾の同名小説を、東野原作作品では初めてアニメーション映画化。主人公・直井玲斗の声を、長編アニメーション映画初主演となる高橋文哉、そして物語のカギを握る玲斗の叔母・柳澤千舟の声を天海祐希が演じる。

主題歌入り最新予告映像では、運任せで孤独に生きていた主人公・玲斗が、伯母・千舟と出会い“クスノキの番人”の仕事と出会う人々を通して成長していく様子、そして玲斗に“クスノキの番人”を命じた、本作のカギを握る伯母・千舟の「秘密」が垣間見える。

千舟が玲斗に“クスノキの番人”を命じた本当の理由とは―。“番人”となった玲斗が、仕事を通じて見つけたものは。公開が待ち遠しくなる本予告映像が完成した。

主題歌は、back number楽曲提供によるUruの新曲「傍らにて月夜」。本曲は、作詞・作曲を清水依与吏が手掛け、back numberが編曲を手掛けた全面プロデュース曲。back numberが楽曲提供を行うのは2021年のBTS以来、女性アーティストとしては初となる。

Uruはデビュー以前にback numberのカバーをYouTube上で発表しており、その動画をきっかけに現在のマネジメントへの所属やメジャーデビューが決定した経緯があり、今回の楽曲は約10年の時を経て実現した特別なものとなっている。

そして完成した主題歌「傍らにて月夜」は、最新の予告映像の中で、玲斗と千舟が出会ってからの日々、クスノキの番人になった玲斗が出会う人たちそれぞれの日常、そして圧倒的なたたずまいで月夜に浮かび上がる雄大なクスノキの姿に寄り添うように響く。軽やかさがあり、心地よくもあり、一方で意思を決定した玲斗の背中をぐっと押しだすような面も見せ、慈愛に満ちた歌唱とメロディーラインが印象的だ。

主題歌を歌唱したUruは「『クスノキの番人』の主題歌を歌わせていただけることになり、以前から拝読していた東野圭吾先生の作品であるということと、それをback numberさんに楽曲提供していただけるという、二つの喜びで胸が弾けました」とオファーを受けた時を振り返り、「人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの『傍らにて月夜』を通して改めて受け取った気がします」と、作品へ参加した思いも明かした。

楽曲・演奏を担ったback numberからは、ボーカル/ギターの清水依与吏がコメントを寄せた。「生きれば生きるほど 生きるのが難しくなるのは なんでなんだ?と文句垂れながらも道を探す背中に、そっと手を添えてくれた『クスノキの番人』という作品に、僕自身が想像しうる最良の形で関わらせていただけて本当に嬉しいです」と、本作への思いを、清水ならではの言葉で明かしてくれた。

本楽曲に伊藤智彦監督は、「back numberさんのサウンドにUruさんの歌声が加わることで、非日常感が増し、夜空に浮かぶ月のように映画全体を優しく包み込んでくれるような印象を持ちました」とコメント。なお、本楽曲は2026年1月19日に先行配信、同年1月28日にシングルとしてリリースされることが決定している。

さらに、追加キャスト情報も解禁。

千舟のはとこで、柳澤グループのヤナッツコーポレーション代表取締役、冷徹な振る舞いを見せるが誰よりも会社のことを考えている柳澤将和役に子安武人、将和の弟でヤナッツコーポレーション専務取締役、何かと玲斗を邪魔者扱いする柳澤勝重役に田中美央、クスノキを訪れる大場壮貴の父親で、たくみや本舗会長の大場藤一郎役に神谷明が決定した。

アニメ映画『クスノキの番人』は、2026年1月30日より公開。

Uru、清水依与吏(back number)、伊藤智彦監督のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■Uru

「クスノキの番人」の主題歌を歌わせていただけることになり、以前から拝読していた東野圭吾先生の作品であるということと、それをback numberさんに楽曲提供していただけるという、二つの喜びで胸が弾けました。

この作品の主人公である玲斗の生き方や、人としての成長のようなものを自分自身にも投影することで良い刺激をいただくこともでき、依与吏さんが作ってくださった素敵な曲と歌詞に、それをそのまま吹き込もうと思いながら歌わせていただきました。

人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの「傍らにて月夜」を通して改めて受け取った気がします。

聴いてくださった方が、心に浮かんだ感情をそっくりそのまま大切にしたいと思えるような歌が歌えていたら良いなと思います。

■清水依与吏(back number)

生きれば生きるほど
生きるのが難しくなるのは
なんでなんだ?

と文句垂れながらも道を探す背中に、そっと手を添えてくれた『クスノキの番人』という作品に、
僕自身が想像しうる最良の形で関わらせていただけて本当に嬉しいです。

back numberからメロディー、言葉、演奏という形で受け取った野暮な願いを、Uruちゃんが深く響かせつつ
軽やかに歌い上げてくれたことで、アニメーションとしての『クスノキの番人』に重要な一色を添えられたのではないかな、
添えられてたらいいな、と思っています。

■伊藤智彦(監督)

back numberさんの楽曲カバー動画がデビューのきっかけにもなったというUruさんが彼らの楽曲で歌うというプランを聞いた時、『クスノキの番人』のテーマとも被るような気がしました。

「多幸感を持って映画館を出て欲しい」と言う話を清水依与吏さんにお伝えしたような覚えがあります。back numberさんのサウンドにUruさんの歌声が加わることで、非日常感が増し、夜空に浮かぶ月のように映画全体を優しく包み込んでくれるような印象を持ちました。

同時に、実家に電話しよっかな…という気持ちにも。自分にとって、そんな曲なのだと思います。

映画『クスノキの番人』主題歌入り最新予告

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