台湾発干支占い【亥（いのしし）年】「12/20～1/18」の全体運・仕事運・財運　何かと狙われるとき。警戒心は全開で

台湾で大人気の文鳥占い（鳥卦）に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け！

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亥（いのしし）年

12月20日（土）～2026年1月18日（日）の全体運・仕事運

心が乱れやすいとき。何かと邪魔が入り、物事がスムーズに進みづらい時期のようです。親切な善人を装い、足を引っ張る目的で近づいてくる危険人物が出現する可能性も。ぼんやりしていると、トラブルに巻き込まれやすいひと月といえそうです。

今しばらくは、目立つほどに誤解されたり、干渉されたりする運気ゆえ、公私とも控えめに行動するのが賢明です。また、噂話への参加、SNSでの発信や書き込みは、面倒な問題につながるアクションの筆頭。そうしたものからは距離を置き、他人の価値観ではなく、自分の経験値で最良の策を考えて行動し、人間関係による消耗を避けるようにしてください。

仕事面では、人の悪意に警戒を。あなたの揚げ足を取って楽しんだり、やりたくないことを押し付けて困らせようとする人物が現れやすいときです。そうした意地悪に動揺してしまうと、ミスを連発したり、問題児扱いされてしまうなど、負の連鎖に巻き込まれてしまいます。これからのひと月は、日々の発言に慎重を期し、不要な発言を控えること。怪しい動きを感じたときは、その人物から距離を取るようにしてください。

ただ、どんなに攻撃されようとも、やるべきことをきっちりこなしていれば、あなたの評価が大きく下がることはないはず。誰にも文句を言わせないレベルの働きをしていれば、恐れることはありません。目の前のタスクに粛々と取り組み、作業のクオリティを上げていきましょう。

転職には不向きなとき。判断を誤りやすいので、先送りしたほうがよさそう。今の職場への不満が募り、爆発しそうになっても、この時期はぐっと堪え、現状維持に努めることをおすすめします。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

亥（いのしし）年

12月20日（土）～2026年1月18日（日）の財運・開運行動

財運面は、他人からのアドバイスに要注意。怪しげな人物はもちろん、信頼できる知人からの情報であっても、持ちかけられた話には乗らないようにしてください。心が乱れやすい時期ゆえ、投資からは距離を置くのが賢明。どうしてもという場合は、金または銀を少額購入するにとどめ、今ある財産を守ることに専念してください。

開運行動は、ヨモギを取り入れること。台湾では、魔除けとしてヨモギを入れた香り袋が用いられることがありますが、日本では手に入りにくいので、作り方を検索して自作してみましょう。あるいは、お茶として取り入れてみるのも。さまざまな健康効果が期待できると注目が高まっていて、自然食品のお店などで見つかります。内側から元気になることで、試練の時期を乗り越えてください。

この時期、相性がいいのは、卯（うさぎ）、未（ひつじ）年の人。

距離を置いたほうがいいのは、巳（へび）と申（さる）年の人。

吉方位は、南と東。避けたほうがいいのは、北と西。

ラッキーカラーは、白と紫色。避けたほうがいいのは、黒と赤色。

亥（いのしし）年・基本性格

何事にも真っ正面から向き合っていく熱い人。

初志貫徹をモットーとし、一度決めたことは、着地点までやり抜く気概と根性の持ち主です。

真面目な性格で、人に対しても、仕事に対しても常に誠実。

当初の約束を果たすのはもちろん“もう少し○○なほうが喜ばれるかも……”と思ったなら、力を尽くし、プラスαのものを差し出すことでしょう。

最善の結果を出すためなら、損得勘定抜きでついつい頑張ってしまうタイプで、サービス残業をいとわない人も多いのでは。

そんなふうに生真面目で熱い人ではありますが、堅苦しい雰囲気はなく、明るく思いやりにあふれ、どちらかというと楽観的。

また、相手の立場を慮った言動ができ、友人のために奔走することもしばしば。

人を信じることができる純粋さをもって、良好な人間関係を築くことでしょう。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市（饒河街220號の前）での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文＝鷹見紗和子
イラスト＝さじきまい