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9歳で子役デビューし、芸能生活65年の名優 「美空ひばり」「石原裕次郎」「梅宮辰夫」とのエピソード明かす

  • 2025.12.18
徹子の部屋
ABEMA TIMES

2年前に小倉一郎から改名した俳優・小倉蒼蛙(74)が、12月17日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)に出演し、大物俳優とのエピソードを振り返る場面があった。

【映像】大物俳優と出会った10代前半の頃の小倉蒼蛙

9歳で子役デビューし、芸能生活65年の小倉の初めての役は「通行人だった」という。その中で、「美空ひばりさんの『べらんめえ 芸者」の何作目だったけな。スタジオに道頓堀が作ってあって、川も橋もあって。それで遠くの人は小さく見えるからっていうので、背広を着せられて、橋の上を酔っぱらってるように歩く(役をやった)。遠くから見たら、子どもでも大人のように見えるんだけど、僕なんか映ってないです(笑)」と語る。

また、俳優の梅宮辰夫が恩人だといい、「鹿児島から上京し、中野のアパートに母と暮らしていたとき、同じアパートに銀座のクラブのナンバーワンの女性がお母様と住んでいて、梅宮さんが頻繁に遊びに来ていた」。

そして、「その女性が、僕がエキストランやってることを梅宮さんに言ってくださったんです。それで、ある日、梅宮さんが東映の児童研究所っていうところに『申し込んどいたから。基礎から習って、いい俳優さんになりな』って、そこの5期生として入った」という。

児童研究所に入って、1年目には日活の石原裕次郎の映画の子役に抜擢。小倉が演じたのは病気で死んでしまう役で、監督からは後に「劇団の隅っこに今にも死にそうなやつがおった」と語っていたそうだ。

小倉は、石原裕次郎について、「紳士でした。それで子供扱いを全くしない。セットに早く入ると、『小倉くんセリフ合わせやろうか?』と言ってくださった」。

梅宮辰夫については、「紳士で面倒見のいい方だった。テレビ局で偶然お会いしたときは、銀座のクラブの女性のことを『もう随分ババアになってるだろうな』なんて言ってね。自分がジジイになってるのを棚に上げて(笑)。 『お前とは腐れ縁だな』と言ってくださった」と嬉しそうに振り返った。

(『徹子の部屋』より)

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