1. トップ
  2. 爆弾が仕掛けられた新幹線内で勃発する96分間のノンストップアクション 映画『96分』が来年3.13公開決定

爆弾が仕掛けられた新幹線内で勃発する96分間のノンストップアクション 映画『96分』が来年3.13公開決定

  • 2025.12.18
映画『96分』本国オリジナルポスター width=
映画『96分』本国オリジナルポスター

台湾映画『96分鐘』が、邦題『96分』として、2026年3月13日より全国公開されることが決定。あわせて、本国オリジナルポスターと場面写真が解禁された。

【写真】緊迫感が半端じゃない『96分』場面カット

本作は、走行する台湾新幹線内を舞台に繰り広げられる96分間のノンストップアクション。2025年9月に台湾にて公開されるやいなや大ヒット、興行収入2億662万元(約10億円)を記録し、2025年台湾映画の興行収入1位という快挙を成し遂げた。さらに、第27回台北電影節のオープニング作品に選出され、シンガポール、マレーシア、香港、ベトナムなど、アジア各国でもヒットしている。

舞台は台北から南部・高雄へ向かう台湾新幹線(高鉄)の車内。妻とともにこの新幹線に乗車していた爆弾処理専門家のカンレンのもとに、元上司から「列車に爆弾が仕掛けられている」との一報が届く。しかも列車を停めると爆発するという。台北から高雄までは96分。カンレンはこの96分の間に爆弾を見つけ出し、危機を解除しなければならない。犯人の目的は一体何なのか、そして乗客の運命はいかに…。

主人公の爆発物処理専門家を演じるのは、ジャッキー・チェンと共演した『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』や、Netflixで話題となったホラーコメディ『僕と幽霊が家族になった件』に出演したリン・ボーホン。妻役には、『私の少女時代 Our Times』『赤い糸 輪廻のひみつ』で知られるヴィヴィアン・スンが名を連ねる。

監督は、デビュー作『狂徒』で金馬奨最優秀新人監督賞にノミネートされた新進気鋭のホン・ズーシュアン。脚本の構想から完成までに9年を費やし、台湾新幹線で導入されている車両が日本製であることから、車両セットの建設にあたっては日本から部品を取り寄せるなどして、台湾初となる高速鉄道車両用スタジオを建設した。さらに、ハリウッドのバーチャルアート技術を導入し、制作費1億元(約5億円)以上を投じて、徹底したリアリティを追求している。

あわせて、本国版ポスターと場面写真が解禁となった。今年話題となったNetflix映画『新幹線大爆破』を彷彿させる本作への期待が高まる。

映画『96分』は、2026年3月13日より全国公開。

元記事で読む
の記事をもっとみる