1. トップ
  2. 「土を食べたい」欲求が爆発した32歳女性の願い インド産では物足りず…安心安全な“日本の土”を求めて飛騨高山へ

「土を食べたい」欲求が爆発した32歳女性の願い インド産では物足りず…安心安全な“日本の土”を求めて飛騨高山へ

  • 2025.12.18
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が12月12日に放送され、「土」を食べたいという強い欲求を持つ女性が、安心安全な地元の土を求めて奔走する様子が描かれた。

【映像】女性が土をボリボリ食べる様子

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「安心安全な日本の土が食べたい」は、**岐阜県の女性(32)から寄せられた次のような依頼だ。

『実は私は5、6歳の頃から密かに家の土壁を削って食べていました。私には「土を食べたい」という強い欲求があり、大人になった今も土を食べています。そして、妊娠、出産をキッカケに、土食(土を食べる行為のこと)の欲求が爆発してしまい、人生最大の「土食ピーク期」を迎えてしまいました。ただ、子どもができたこともあって、そのあたりの土を食べるのも不安になり、最近では海外から直輸入した食用土なるものを購入して食べています。そこで、探偵局にお願いがあります。食べても大丈夫な、安心安全な日本の土が食べたいのです。私は本気です。よろしくお願いいたします』

この依頼を受け、田村裕探偵が調査を開始。依頼者は、土を食べる感覚について「のどが渇いたらお水を飲みたいという感覚に近い」と語る。現在はインドから取り寄せた「食用土」を食べているが、田村探偵が試食すると「まずっ!コンクリ食ってるみたい」と顔をしかめた。しかし、依頼者にとっては、この食用土は「美味しくされすぎている」ため物足りず、やはり「土そのもの」の味、それも地元である飛騨高山の土を食べたいという願望を持っていた。

そこで、土の研究者である先生に協力を仰いだ。先生は開口一番「基本的にはダメです」と断言し、スプーン一杯の土には膨大な数の細菌がいると警告した。しかし、どうしても食べたいという依頼者の熱意に押され、先生は比較的安全な土の選び方を伝授した。それは、微生物や虫が多く生息する地表近くの「表層土(黒い土)」を避け、その下の層にある土を選び、しっかり殺菌することだった。

教えを守り、一行は地元の山へ。表層土を避けて深層の土を採取し、持ち帰って不純物を濾し、加熱処理を施して、ついに特製の「飛騨高山の土」が完成した。

サラサラになった土を目の前にして、依頼者は「ワクワクとドキドキ」と興奮を隠せない。田村探偵が見守る中、スプーンですくって口に運ぶと、満面の笑みを浮かべた。「めっちゃ美味しいです。なんか求めてたものが詰まってる感じがして。地産地消ってこういうことだな」と、独特すぎる感想で喜びを表現した。一方、田村探偵は「砂場で遊んだ後みたいな、じゃりじゃり言うてるやん」と引き気味の反応を見せた。

このVTRをスタジオで見届けた特命局長の天海祐希は「お体に気を付けて“地産地消”頑張ってただければ…」といい、実際に勧められると「私は大丈夫です」と断った。

元記事で読む
の記事をもっとみる