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小説の世界が現実に!?韓国発サバイバルアクション『全知的な読者の視点から』2026年3月日本公開決定

  • 2025.12.18

全世界累計で25億回以上読まれた原作を実写化した映画『全知的な読者の視点から』が、2026年3月20日(金)より公開されることが決定。あわせて、本ポスターや予告映像が到着した。

【写真を見る】『全知的な読者の視点から』のポスタービジュアル

【写真を見る】『全知的な読者の視点から』のポスタービジュアル [c]2025 LOTTE ENTERTAINMENT, SMILEGATE, REALIES All Rights Reserved.
【写真を見る】『全知的な読者の視点から』のポスタービジュアル [c]2025 LOTTE ENTERTAINMENT, SMILEGATE, REALIES All Rights Reserved.

原作は韓国のweb小説サイト「Mupia(ムンピア)」で連載がスタートし、2020年2月に完結したweb小説。「NAVER WEBTOON」での漫画版は現在も連載中で、英語、日本語、フランス語を含む10言語で配信中。日本でも「LINEマンガ」での連載をきっかけに単行本が発売され、アニメ化も発表もされるなど根強い人気を誇るモンスターコンテンツだ。韓国では2025年7月に本作が公開され、初週ランキング1位を獲得。台湾では歴代韓国映画1位を記録し、シンガポール、ベトナムをはじめとしたアジアの国々でも軒並み大ヒットを記録している。

小説の世界と現実の世界がリンクする異世界を舞台に、唯一の小説の読者である主人公の青年が、生き残りを懸けたミッションに挑む姿を活写。“自分が好きだった自分だけが知っている小説が現実になったら?”という好奇心をかき立てる斬新な設定と予測不能なストーリー、ゲームのような世界観、圧巻のディストピア表現、崩壊した世界を生きるキャラクターの葛藤などを通して、誰も見たことがない壮大な物語が描かれる。

今作が実写映画初主演となるアン・ヒョソプが演じるのは、10年間続いた小説を一途に読み続け、平凡な人生を歩んできた青年キム・ドクシャ。アン・ヒョソプは「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズや「社内お見合い」など数々のドラマに出演するほか、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(25)の英語版で声優を務めるなどグローバルな人気を博している。

ドクシャが読んでいる小説に登場する謎の人物ユ・ジュンヒョクを演じるのは「花より男子〜Boys Over Flowers〜」でク・ジュンピョ役を演じ、以降も話題作に続々と出演する韓国を代表するスター俳優のイ・ミンホ。このほかにもチェ・スビン、シン・スンホ、ナナ(AFTERSCHOOL)、ジス(BLACK PINK)らが出演する。

このたび解禁されたのは、ドクシャと仲間たちによる死闘が垣間見える予告映像。「作者様、この小説は、最悪です」というドクシャの独白から始まる予告には、現実の世界が突然崩壊し、自分だけが読んでいた小説の世界が現実となり、生きるための戦いを強いられた者たちの葛藤や、崩壊した世界を救うために立ち上がるドクシャと仲間たちの決意が収められている。

子どものころのある事件がきっかけで心にトラウマを抱えるドクシャは、唯一の救いだったWEB小説「滅亡した世界で生き残る三つの方法」に励まされ学生時代を過ごした。現在は平凡な会社員として暮らしているが、10年以上続いたその小説の連載が終了した日、その結末に大きく失望する。そしてその日、作者から一通のメッセージが届き、小説の世界が現実となった。この世界の結末を知る“唯一の読者”となったドクシャは、崩壊した世界のなかで、仲間たちと共に生き残りを懸けた数々のデスゲームに身を投じていく。

そんな予告映像のナレーションは、「Dr.STONE」の石神千空役や「アルスラーン戦記」のアルスラーン役といった話題作で主演を務めてきた小林裕介が担当している。

あわせて解禁されているポスターには、「作者様、この物語の結末を、書き替えます。」という主人公たちの力強い思いが反映されたメッセージと崩壊した世界を救うため、共に戦う仲間たちの精悍な顔つきが写しだされている。

斬新な設定と目の離せないストーリーが、現在世界中で話題を巻き起こしている『全知的な読者の視点から』。壮大なスケールの映像をスクリーンで味わってほしい。

文/スズキヒロシ

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