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韓国発クライムアクション『YADANG/ヤダン』“闇堕ち”キャラ登場のキャラクター予告編&新場面写真

  • 2025.12.17

2025年韓国観客動員数第1位を記録した『YADANG/ヤダン』(2026年1月9日公開)から、野心や欲望に囚われていく“闇堕ち”キャラクターの姿を収めた予告編と新たな場面写真が到着した。

【写真を見る】韓国に実在するといわれている闇のブローカー“ヤダン”の復讐劇を活写

【写真を見る】韓国に実在するといわれている闇のブローカー“ヤダン”の復讐劇を活写 [c] 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.
【写真を見る】韓国に実在するといわれている闇のブローカー“ヤダン”の復讐劇を活写 [c] 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.

本作は韓国に実在するといわれている国家権力と裏社会、善悪の境界で暗躍する闇のブローカー“ヤダン”の姿を描くクライムアクション。野心に取り憑かれ、闇に落ちた“検事”。権力の罠にはまり、正義を見失った“刑事”。正義と悪、忠誠と裏切り、復讐と欲望が錯綜する前代未聞の復讐劇を活写する。

麻薬犯罪者から情報を引きだし、検察や警察に提供して司法取引を操る“ヤダン”イ・ガンス(カン・ハヌル)。出世のチャンスをねらう検事グァニ(ユ・ヘジン)に才能を見いだされ、彼と手を組んで次々と検挙を成功させていくが、ある麻薬摘発事件が国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展したことで、ヤダンは地獄の底に突き落とされる。

主人公を演じるのは『ラブリセット 30日後、離婚します』(23)やドラマ「イカゲーム」、「椿の花咲く頃」などで話題のカン・ハヌル。本作では韓国で実在する、情報と頭脳を武器に国家と裏社会を操る影の存在“ヤダン”として、これまでの爽やかなイメージを一新させるダークで過激なキャラクターを体現。さらに『破墓/パミョ』(24)、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(17)など話題作には欠かせない名優ユ・ヘジンが出世欲の強い検事を演じ、「夫婦の世界」、「おつかれさま」のパク・ヘジュンが荒くれ者だが情に厚い刑事を演じる。

このたび解禁されたのは、正義を嘲笑い、自らの野心や欲望に囚われていく登場人物の姿を収めたキャラクター予告編。冒頭「ヤダンをやってみないか?」と不当な罪で刑務所暮らしをしていたイ・ガンスに持ちかけ「中央地検特捜部 上を目指そう」と出世欲を見せる検事のグァニ。手柄を立てるためにヤダンであるガンスから犯罪者の情報を得るなかで、麻薬まみれの大物の息子にすり寄り「私になにかしてほしそうですね」、「どちらにせよ私が整理します」と裏社会の権力の闇に堕ちていく。

一方「最近頭角を現してるヤダンです」と刑事から目をつけられているのがガンス。「弁護士を探すよりも、私を呼んだほうがずっとましだって」と麻薬犯罪者と警察、検察の橋渡し役として意気揚々と裏社会でのし上がり、グァニに「兄さん!俺が全部支えるから」と、闇のブローカーとしてさらなる野心で突っ走る。

そして麻薬捜査に執念を燃やす刑事オ・サンジェ(ヘジュン)は「お前、俺の名前知らないだろ。皇帝と呼ばれている」、「俺に捕まったら一生刑務所暮らしだ」と激しい暴力も厭わない麻薬捜査界の皇帝。しかしヤダンの策略にハマり、自分が追いかけていた麻薬売人の検挙をグァニ率いる検察に横取りされてしまい、しだいに正義を見失っていく。

この3人がさらに闇に堕ちていくきっかけとなる人物の1人が、大統領候補を父に持つチョ・フン(リュ・ギョンス)。麻薬に溺れ、常に高圧的で「僕はスーパーマンだから」と豪語し、父の権力を盾に検察も操る。さらに、チョ・フンに誘い込まれ、薬物犯罪に染まっていく女優オム・スジン(チェ・ウォンビン)は、オ・サンジェ刑事に持ち掛けられ“おとり”をすることに。この選択が、ヤダンのガンス、検事のグァニも巻き込み、それぞれの生き残りをかけた逆襲劇の幕開けとなる。

あわせて解禁された親しげに話をするガンスとグァニの姿をはじめ、真剣な表情で対面するガンスと刑事サンジェ、そして不敵に笑うフンや、刑事に捜査協力を頼まれる女優スジンなど、それぞれの思惑が複雑に絡み合う物語の一端が収められている。

韓国を代表する実力派人気俳優の競演で壮絶な騙し合いを描きだす『YADANG/ヤダン』。逆襲劇の果てに訪れる結末をスクリーンで見届けて!

文/スズキヒロシ

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