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「“豆乳イソフラボン”がまたもや超優秀品を…」まるで“豆乳の美容液”! なめらか本舗の新シートマスク【ベストプチプラコスメ2025(7)】

  • 2025.12.17

みなさん、こんにちは。マッハの速さで年末を迎えつつありますが、2025年もプチプラコスメを楽しんで使われたでしょうか?

今年はこの連載「大人がうっとり 優秀プチプラコスメ」で、掲載アイテムの価格の上限を税抜2,500円にさせていただきました。そのくらい全体的な物価高の傾向が止まらず、プチプラコスメのプチプラたるメリットを心から実感できるコスメでないと……、と悩みながら、独断と偏見でセレクトした2025年のマイベスト10をご紹介します。

7個目は、皆のデイリースキンケアの味方、なめらか本舗です。


#07 サナ なめらか本舗 モイストエッセンスマスク NC

まるで“豆乳の美容液”のような贅沢シートマスク

ゆらぎがちな肌を整え、潤い肌へ導くシートマスク。高純度豆乳イソフラボン、ふくゆたか使用の豆乳発酵液、大豆由来の美容成分をカプセル化した3種のセラミドを配合。保湿成分として、グリセリルグルコシド、パンテノール、エクトイン、整肌成分として、グリチルリチン酸2K、アラントインを配合。とろんとした肌触りのシートの感触も好評。サナ なめらか本舗 モイストエッセンスマスク NC 150g(7枚入) 715円/常盤薬品工業

なめらか本舗はもう説明の必要がないくらい、質のよいプチプラコスメの代表的ブランドとして定着していると思います。

たとえそこまで美容好きではない人でも、あの和風な「豆乳イソフラボン」という文字をドラッグストアなどの店頭で見ているはず。

筆者も洗顔料も化粧水も乳液も、長年たくさんお世話になってきました。2024年のベストプチプラコスメには、“ビタミンC配合シリーズ”を選んだことも。なので、そんなに毎年超優秀なものを出し続けるのも大変よね、と思っていたのですが、今年もまた出してくれました!

今年の3月に発売されたのは、2種類のシートマスク。「あれ? なめらか本舗のシートマスクってすでにあったのでは?」と思う方、正解です。

もともとシートマスクが4種類あるのですが、今回は7枚入り・1週間分サイズで、攻めるケアの「浸りマスク」と、集中うるおいケアのための「包みマスク」という2種類が発売されたんです。

筆者は基本的には乾燥肌のため、こういう2種類があった場合、やはりどうしてもうるおいに特化している方に魅かれてしまいます。

今回も「包みマスク」から試してみて、あっという間に魅力に取りつかれました。筆者の場合は、1回でもちもちツヤツヤな肌を実感でき、またシートの柔らかさやたっぷりの液にまさに包まれる感覚が、とても気持ちよかったからです。

まるで豆乳の美容液のようなしっとり成分が、1枚にたっぷりギュっと凝縮されている。

コレは、このブランドならではの高純度豆乳イソフラボンが贅沢に配合された、まるで豆乳の美容液のようなシートマスク。

高純度豆乳イソフラボンと豆乳発酵液だけでも保湿の働きを持っているのですが、このマスクにはさらに、3種のセラミドを配合したカプセル型セラミドや、パンテノールなどの、肌を潤いで満たす保湿成分も一緒に配合されているのです。

最初に説明を伺った時には、ど、どんだけ……! と嬉しい驚きが。

そこにさらに追い打ちをかけるように(悪い意味ではなく)、肌を整えるための成分として、グリチルリチン酸2Kとアラントインという、ゆらぎやすい肌にも優しく使える嬉しい成分まで入っている! 嬉しすぎる! とひとり興奮しました。

PRの長谷野杏奈さんに愛用者の声を伺うと、「若年層を想定して開発していましたが、実際は非常に幅広い年代の方に手にとっていただき、乾燥・肌荒れ対策としてご愛用いただいています。中にはお風呂中のパックとして使われている方もいらっしゃいます」ということでした。

シートマスク2種、それぞれの「シートの素材」を変えるというこだわりっぷり!

有効成分のナイアシンアミド、ピュアレチノールを配合し、美白とエイジングケアに一度にアプローチできるシートマスク。保湿成分として、たまほまれ使用の豆乳発酵液、ヒト型セラミド、アラントインを配合。つるんとキメが整いハリ感も出ると人気。サナ なめらか本舗 薬用リンクルエッセンスマスク ホワイト(医薬部外品) 130g(7枚入) 770円/常盤薬品工業

シートの気持ちよさを感じるのは筆者だけではないようで、「とろんとしたシートの感触が心地よい」という声も多く、また「毎日コレを使っていたら、肌全体の調子が落ち着いてきた」と、肌の調子が上がって落ち着くという人も。

実はこの2種類は、それぞれの特性に合わせてシートの素材などを変えている、というのもなめらか本舗さんのこだわりです。PRの長谷野さんによると「モイストエッセンスマスク NCは、美容液がたっぷり150グラム入っていることもあり、そのエッセンスをたっぷり含むことができて、さらに肌にピタッと密着する薄膜シート。薬用リンクルエッセンスマスク ホワイトは、美容液をたくわえてじゅわっと液が出てくる、シルクのような極厚シートになっています」。

2種類が同じシートだっていいハズなのに(そしてその方が、コストはかからないのではと思うのに)、さすが! ブランド内のラインによって、豆乳発酵液を作る大豆の種類を変えるというこだわりを貫くなめらか本舗ならではのつくりですよね。

薬用リンクルエッセンスマスク ホワイトは、しっかりした厚みのある3層構造のシート。液が中からじゅわっと出てくる。

さて、ではもうひとつの「浸りマスク」を、筆者は愛用していないのかといえば、そんなことはありません。こちらはこちらで、簡単に積極的なケアができる、という心強さが。

夜に7日間続けて使ってみていたら、顔全体の色ムラが均一に整って、心なしトーンも上がったように感じました。「包みマスク」よりも、ハリを感じる。

PRの長谷野さんによると、「有効成分ナイアシンアミドと、ピュアレチノール(保湿)配合で、美白とエイジングケアのダブルの薬用ケアができるのに、700円というコスパのよさで、好評をいただいています。ベタつかない使い心地にもこだわったので、シワ対策の製品としては珍しく、20代の方にも多くご愛用いただいている印象です」ということで、使い方が簡単なシートマスクという形状と、試しやすい価格で若い年代にも人気なんだなとわかりました。

実はこの「浸りマスク」は、SNS内で有名な某美容オタクの方が紹介していたため、注目度がドンと上がったという背景もあり、見ていると、そこから試してみて気に入ってリピート購入するという流れが多い気がします。そうやって試した人がちゃんとハマる実力があり、実感を得られるということですね。

2種類のどちらかだけと決めずに、肌がゆらいでいる時期や、真冬、春先のホコリっぽく乾燥する期間には「包みマスク」を、それ以外の時期や、急にくすみやシワっぽさなど、肌の衰えを実感した時には「浸りマスク」をそれぞれ集中的に使うとよいのではと思います。

にしても、大勢が支持するくらい効果を実感するような製品を、毎年コンスタントにプチプラで出し続けるのは本当に大変だと思うので、その努力に頭が下がります。

その努力と気持ちよく使える製品に敬意を表して、ベストプチプラコスメです!

なめらか本舗/常盤薬品工業


https://nameraka.jp/lineup/

斎藤真知子

高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。

構成・文=斎藤真知子

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