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相棒 season24 元日スペシャル『フィナーレ』、ミステリー作家役で段田安則が念願の初出演「不思議な感覚でした…」

  • 2025.12.17
相棒 season24 元日スペシャル『フィナーレ』、ビジュアル (C)テレビ朝日 width=
相棒 season24 元日スペシャル『フィナーレ』、ビジュアル (C)テレビ朝日

水谷豊主演ドラマ『相棒 season24 元日スペシャル『フィナーレ』』が、テレビ朝日系にて2026年1月1日21時から放送される。元日スペシャル20作目となる今回の舞台は“絶海の孤島”。しょうしゃなホテルで推理小説になぞらえた連続殺人が発生? ゲストに『相棒』シリーズ初出演の段田安則らを迎える。

【写真】「相棒」初出演を果たした段田安則の場面カット

物語はクリスマス・イブ、右京(水谷)と薫(寺脇康文)が、美和子(鈴木砂羽)、小手鞠(森口瑤子)とともに“聖島(ひじりじま)”にあるホテルに向かうところから始まる。

聖島は、悪霊をはらうために5人の住民を人柱にしたという言い伝えが残るいわくつきの離島であり、ミステリー作家・美作章介(段田)の人気シリーズ第1作『血塗られた聖夜』の舞台となった場所。シリーズの“聖地”でもあるその島のホテルで美作は毎年、ファンを招いて“読書会”なるイベントを開いているが、先日、美作のもとに『血塗られた聖夜』を再現した不穏な脅迫状が届いたため、“警視庁一の名刑事”である右京に捜査をしてほしいと、特命係に依頼が舞い込んだのだ。

会場には、なぜか特命係を指揮統括する警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)の姿が…。そして、イベント直後に関係者が完全な密室で殺害される事件がぼっ発。しかも、聖島と本土を結ぶ唯一の手段である連絡船に爆発物が仕掛けられた上、嵐が島を襲い、誰ひとりとして島に入ることも出ることもできない状況に…。

閉ざされた島、脅迫状、そして密室殺人―まるでミステリー小説の世界に紛れ込んだかのようなシチュエーションに追い込まれた、特命係と宿泊客たち。最初の密室殺人はこれから始まる惨劇の序章にすぎず、美作が伝承をからめて描いたミステリーの筋書きどおり、5人の男女がひとりずつ、さまざまな方法で殺害されていくことに―?

『血塗られた聖夜』は、右京をも心酔させたミステリー小説の名作。それを模倣するような今回の連続殺人は怪しい人物やトリックが複雑に入り乱れていき、いつになく右京が苦悩し、真犯人との頭脳戦に手詰まりとなる場面も。はたして特命係は“血塗られた聖夜”に渦巻く陰謀を止めることができるのか…?

美作を演じる段田は、『相棒』シリーズには念願の初登場で、「『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか!”という思いでした。うれしかったですね!」とオファーを受けたときの喜びを告白。

水谷や寺脇とは映像作品や舞台で共演経験があるにもかかわらず、今回の現場では今までにない不思議さを感じたといい、「『相棒』に関しては拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました」と感慨を打ち明けた。

本作の見どころを聞くと、「最初に脚本を読んだときはストーリーが複雑で、“どういうことだ、これは!?”と驚いたのですが、セリフを覚えるために読みこんだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね」と語りつつ、「難解な謎解きだけではなく、人間の情にグッと訴えかけるような、心に響く場面もあり、お正月にふさわしい壮大で面白いドラマですのでぜひご覧ください」と人間ドラマとしての奥深さもアピールしている。

右京も敬愛する美作は物腰も柔らかく知的な雰囲気をたたえる作家だが、実は“誰にも言えない秘密”を抱えているようで…? 段田自身も「物語が進むにつれ、どうなっていくのかわからない面白さのある役」と評する彼は、いったいどんな“フィナーレ”を迎えることとなるのか。

このほか、ホテル従業員役で濱田マリ、美作のマネジャー役で月城かなと、出版社編集長役で黒沢あすか、出版社社員役で谷田歩といった演技巧者たちが登場する。

ドラマ『相棒 season24』元日スペシャル『フィナーレ』は、テレビ朝日系にて2026年1月1日21時放送。

※段田安則のコメント全文は以下の通り。

■段田安則(美作章介)役

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください

『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか!”という思いでした。うれしかったですね!

――脚本を読んだときの感想は?

最初に脚本を読んだときはストーリーが複雑で、“どういうことだ、これは!?”と驚いたのですが、セリフを覚えるために何回か読みこんだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね。
私が演じるミステリー作家の美作章介は意外とよくしゃべる男で撮影は大変ですが(笑)、物語が進むにつれ、どうなっていくのかわからない、面白さのある役です。

――『相棒』の撮影現場の印象を教えてください

(水谷)豊さんとは時代劇ドラマ『無用庵隠居修行』で共演させていただきましたし、舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』では豊さんだけでなく、寺脇(康文)くんともご一緒させていただいています。豊さんは僕の憧れの先輩ですが、そういった作品のときは“俳優同士”という感覚でいられるんです。
でも、こと『相棒』に関しては拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました。お2人に限らず、捜査一課の3人とのシーンでも、まるで“画”の中に自分が入っちゃった…みたいな不思議な感じがしましたね。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

ついに念願の『相棒』に出演させていただくことになりました。謎を秘めたミステリー作家を演じますので、ぜひ楽しみに見ていただけたらと思います。難解な謎解きだけではなく、人間の情にグッと訴えかけるような、心に響く場面もあり、お正月にふさわしい壮大で面白いドラマですので、ぜひご覧ください。

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