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舘ひろしが挑むドタバタコメディ映画『免許返納!?』公開決定!舘が免許返納する気なしの銀幕スター役に

  • 2025.12.17

75歳を迎えながらますます活躍の場を広げている俳優、舘ひろしが主演を務めるコメディ映画『免許返納!?』が2026年6月19日(金)に公開となる。このたび、本作のティザービジュアル、特報映像が解禁となった。

【写真を見る】『港のひかり』公開御礼舞台挨拶に登壇し、撮影や作品について語った舘

「あぶない刑事」シリーズでダンディな面を見せ多くのファンを魅了しながらも、近年では、『ゴールデンカムイ』(24)で70代の土方歳三を、『港のひかり』(25)では弱視の少年と目に見えない絆で結ばれていく元ヤクザの“おじさん”を演じる舘。そんな舘が本作で挑戦するのは、70歳の映画スター、南条弘。まだまだアクションがやりたいと考えているアクティブシニア俳優の南条は、腐れ縁の俳優仲間が起こしたバイク事故を諫めるコメントがやたらと世間に持ち上げられる。やがて、周囲から「で、南条さんはいつ“免許返納”するんですか?」という声が上がるようになっていき…。

主演を務めた舘は本企画について「はじめにお話をいただいた際、目に飛び込んできたタイトルが『免許返納!』で、驚きました」と一言。続けて、「かつて、映画『免許がない!』で、教習所に通う俳優、南条弘というコミカルなキャラクターを演じてから、気づけば約30年の歳月が流れました。そして、いま、同じ“免許”を巡る物語が、今度は『免許返納!?』という形で巡ってきました。これは、私の俳優として歩んできた人生を象徴しているかのようで、運命めいたものを感じました」と自身の俳優人生と重ねながら感慨深く語る。

そして、本作の魅力について、「劇中では、真っ赤なフェラーリに、『あぶない刑事』でもおなじみのハーレーやレパードも登場し、カーアクションもあります。笑って泣ける、世代を問わず楽しんでいただける作品となっております。スクリーンで楽しんでいただけましたら幸いです」と力強くレコメンドしている。また、プロデューサーの天野和人もコメントを寄せ、今回の舘について「ハーレーとショットガンが代名詞の舘ひろしが免許を取り上げられたらいつものダンディがどのように崩れるのか…」と製作的な狙いを語り、「結果は、中身を見ていただければわかります!」と作品の完成に向けて自信を覗かせた。

監督を務めるのは、『俺物語!!』(15)や『兄に愛されすぎて困ってます』(17)、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(19)などで確かな演出力とコミカルタッチの表現力に輝きを見せる河合勇人。「【舘ひろし】という名前は僕のなかで“永遠のヒーロー”」だという河合はこの作品に「ハーレーに乗ってショットガンをぶっ放したり、往年の名曲をカラオケで歌ったり、憧れ続けた“あの舘ひろし”の瞬間を、遠慮なく、全力で詰め込みました」と期待が高まるコメントを寄せており、主演の舘とどのようなセッションを果たしたのかも注目したいところ。脚本は『永遠の0』(15)で第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)など人間の真心に迫る感動作を手がけて話題を呼んできた林民夫。“免許返納”という一見センシティブなテーマを軽妙で朗らかなコメディ作品に落とし込み、窮地に陥る南条が、行く先々で出会うキャラクターたちも魅力的に仕上げている。

さらに、本作のファーストルックとして、ティザービジュアルと特報映像も解禁。ティザービジュアルには、「乗ってく!?」の一言と、サングラス&タキシードでバッチリきめている南条の姿が。しかし、南条弘の愛車である赤いフェラーリはまさかのキッズトイに置き換えられ、自身の免許証をクールに投げ捨ててはいるが、免許証に写る南条はまったく納得していないご様子だ。

特報映像は“2026年 日本一のダンディーが帰ってくる”というインパクトあふれるカットからはじまり、舘の代表作でもある“あぶ刑事”を彷彿とさせるシークエンスでは、ハーレーの上でショットガンを構える南条や、港の倉庫街を駆け抜けるレパードの姿も見られる。重厚感ある展開からカメラ目線でのカッコいい決め台詞…と思いきや「わたし、免許返納します!」というまさかの言葉が。声優の山寺宏一による『免許返納!?』のタイトルコール明けには、南条が「俺、こんなCMやらないよ」と情けなくうろたえる姿も垣間見え、「なにが免許返納(だよ)」と言いかけたところでシャットアウトされてしまう。一体どんなコメディエンタテインメントになっているのか期待が膨らむ内容となっている。

車やバイクに乗ってまだまだアクションをやりたい映画スター、南条は、人生最大のピンチをどう対処するのだろうか?舘ひろし史上最高の“ドタバタコメディ”に乞うご期待。

<キャスト、スタッフコメント>

●舘ひろし(南条弘役)

「はじめにお話をいただいた際、目に飛び込んできたタイトルが『免許返納!』で、驚きました。かつて、映画『免許がない!』で、教習所に通う俳優、南条弘というコミカルなキャラクターを演じてから、気づけば約30年の歳月が流れました。そして、いま、同じ“免許”を巡る物語が、今度は『免許返納!?』という形で巡ってきました。これは、私の俳優として歩んできた人生を象徴しているかのようで、運命めいたものを感じました。脚本家、林さんが紡いだ軽やかで味わい深い脚本をもとに、監督、プロデューサーと打ち合わせを重ね、次々とアイデアが湧き上がり、脚本の世界が広がっていきました。劇中では、真っ赤なフェラーリに、『あぶない刑事』でもおなじみのハーレーやレパードも登場し、カーアクションもあります。笑って泣ける、世代を問わず楽しんでいただける作品となっております。スクリーンで楽しんでいただけましたら幸いです」

●河合勇人(監督)

「舘ひろしさん主演の映画を一緒に撮りませんか──その一言をプロデューサーから聞いた瞬間、身体が震えました。中学2年のあの日、友達と買ったEPレコード『泣かないで』。あの歌声と存在感に胸を撃ち抜かれ、【舘ひろし】という名前は僕のなかで“永遠のヒーロー”になりました。その人と映画を撮れる。そんな奇跡みたいな話が、この歳になって本当に来るとは思っていませんでした。ただ、テーマは“免許返納”。重たい社会問題と向き合いながら、舘さんの魅力と作品の熱量をどう両立させるか──正直、怖かった。でも、現場に立った舘さんは、僕の不安を一瞬で吹き飛ばしました。台本の『てにをは』まで徹底的に読み込み、毎朝のように驚くようなアイデアを投げかけ、こちらの想像を軽々と飛び越えてくる。現場で『これが舘ひろしだ』と、何度心の中で叫んだことか。劇中には、ハーレーに乗ってショットガンをぶっ放したり、往年の名曲をカラオケで歌ったり、憧れ続けた“あの舘ひろし”の瞬間を、遠慮なく、全力で詰め込みました。それが“免許返納”というテーマとどう交差するのか──その答えは、この映画の中にあります!」

●天野和人(プロデューサー)

「『舘ひろしで免許返納をテーマにコメディをやりませんか?」と事務所から提案を受けた時、これだ!と思いました。ハーレーとショットガンが代名詞の舘ひろしが免許を取り上げられたらいつものダンディーがどのように崩れるのか……。河合監督の演出で、『誰も見たことのない舘ひろし』を堪能してもらったうえで、免許返納という社会の動きを優しく考える一助になるのではないか、と考えました。結果は、中身を見ていただければわかります!」

文/鈴木レイヤ

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