「1年で身についた」ピアニスト・ハラミちゃん、絶対音感は"後天的"に身に付けたと告白

ピアニストのハラミちゃんが、自身の持つ「絶対音感」にまつわる意外な悩みと、音を色として感じる不思議な能力「共感覚」について明かした。

【映像】ハラミちゃん、超人的なピアノの演奏テクニック

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12月16日に放送された「人体の特殊能力SP」と題した回では、極限状態で発揮される人間の未知なる力について議論が交わされた。その中でゲストとして登場したハラミちゃんは、自身の絶対音感について「スイッチのON/OFFがある」と説明した。

ハラミちゃんによると、収録中はあえて「OFF」にしているという。「ONにすると皆さんの声が音に聞こえてしまって、何の話をしているか分からなくなってしまう」と、絶対音感持ちならではの弊害を告白。

また、ハラミちゃんの絶対音感は生まれつきではなく、後天的に身につけたものだという。 「4歳の頃からピアノを始めて、そこからトレーニングを始めました。目を隠して先生が出した音を当てるゲームをひたすらやり続けて、1年ぐらいで身につきました」と明かした。

さらにハラミちゃんは、音を聞くと色が浮かぶ「共感覚」の持ち主であることも告白。「小さい頃から音が色に見えていて、楽譜に色鉛筆で色を書いていた」と語り、実際に書き込みがされた楽譜を公開した。「広がる音の感じが自分の中では水色に見えていて。色を思い浮かべながら弾くと、表現が豊かになる」と、独自の演奏スタイルを支える感覚について解説していた。