1. トップ
  2. 東地宏樹ら声優陣、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の感動ポイント&没入感をアピール「涙が止まらない」

東地宏樹ら声優陣、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の感動ポイント&没入感をアピール「涙が止まらない」

  • 2025.12.16

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)の吹替版完成披露試写会が12月16日に新宿バルト9で行われ、東地宏樹(ジェイク役)、小松由佳(ネイティリ役)、バトリ勝悟(ロアク役)、内田真礼(ツィレヤ役)、田村睦心(ヴァラン役)、特別ゲストとしてチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が出席した。

【写真を見る】内田真礼、“火”がカギとなる「アバター」最新作になぞらえ真っ赤なドレスで登場!

ジェイク役の東地宏樹
ジェイク役の東地宏樹

本作は、ジェームズ・キャメロン監督が手掛ける「アバター」シリーズの第3弾。地球滅亡の危機に瀕した人類が、神秘の星パンドラに侵略を開始。アバターとして潜入したジェイクは、パンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、人類と戦う決意をする。しかし同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族のヴァランが人類と手を組み、復讐を果たそうとする。

ネイティリ役の小松由佳
ネイティリ役の小松由佳

吹替キャスト陣は、作品をイメージした衣装で登場。会場を見渡した東地は、「日本で初めて本作の吹替版を目にする、すごくラッキーなお客様。実は僕もまだ、完成した吹替版を観られていないんです。うらやましく思っています」とにっこり。第3弾として「映像がさらにすばらしいことになり、音楽、物語に感動していただけると思います」と自身も期待していた。

チョコレートプラネットの2人も登場!
チョコレートプラネットの2人も登場!

そしてチョコレートプラネットの2人は、持ちネタの「TT兄弟」を口にしながら、「アバティー!」と絶叫。来日したキャメロン監督と対面も果たしたそうで、松尾は「元祖、Tの方」と両手を広げた『タイタニック』のポーズを決め、「監督の前でもやらせてもらった」と告白。長田は「『タイタニック』は、TT兄弟の映画といっても過言ではない。監督の前でやったら、爆笑してくれました」と対面時の秘話を明かしつつ、次回作にナヴィ族のコメディアンとして出演させてもらえる約束をしたと話していた。

TT兄弟がジェームズ・キャメロン監督とも対面!
TT兄弟がジェームズ・キャメロン監督とも対面!

本作の魅力を語り合うことになると、小松は「家族は、相変わらず仲良し。私は(アフレコの)練習しながら、泣いていました。クスッとできるところもある。笑って、泣いて、ぜひ没入しながら劇場で観てほしい」と願いを込めた。すると長田も「第一章の完結にふさわしい」と続き、「壮大でクオリティも半端ない。さらにダイナミックな映像美で、そのなかでジェイクとネイティリの家族愛も繊細に描かれている」と熱っぽく語る。「映像がすごすぎて」と目を丸くした松尾も、「僕は高いところがダメなので、観ていて怖いくらいだった。泳ぎもできないので、水の中も怖かった。それくらいの迫力があった」と惚れ惚れとしていた。

ロアク役のバトリ勝悟、ツィレヤ役の内田真礼に感謝
ロアク役のバトリ勝悟、ツィレヤ役の内田真礼に感謝

ジェイク&ネイティリの次男であるロアク役を演じたバトリは、「『ああ、会えるんだ』って思った」とネタバレのギリギリを攻めた感動ポイントを吐露。ロアクと惹かれ合うツィレヤ役の内田は、「ロアクの感情が心配になるシーンが多かった。大丈夫かなと思っていた。『ロアク』と声をかけるシーンを何パターン録ったかなというくらい、声をかけまくった。そういう関係が描かれて、よりアバターファミリーが好きになる」とたっぷりと感情移入した様子。バトリは、「支えてもらいました」と感謝していた。

ヴァラン役の田村睦心
ヴァラン役の田村睦心

そして本作で初登場となる、パントラの支配を目論むヴァランを演じた田村は、「オーディションは2回やった。こんなことは初めです」と回想。「大人っぽく見えますが、もっと若く、未熟な感じで、かわいらしい感じがいいと言われて。かわいらしくもカリスマ性があって、強そうでもある。その塩梅が難しかったです」と難しい役どころでもあったという。完成作をすでに観たそうで、田村は「涙した。これまで培ってきた絆やキャラクターの深掘りが、3作目で爆発している。3作目だけ観ても涙できるんですが、1作目、2作目と観たら、涙が止まらないだろうなと思う。いろいろなシーンで涙できると思う」と太鼓判を押した。すると「魂を込めて演じた」という東地も、「ジェームズ・キャメロン監督が思い描く、すばらしい世界観。期待して、問題ないと思います。没入感が命の映画なので、とにかく映画館で観ていただくのが一番」と力強くアピールしていた。

取材・文/成田おり枝

元記事で読む
の記事をもっとみる