濱田めぐみ＆朝夏まなと、『メリー・ポピンズ』への思い告白「『どんなことでもできる』と思って」

女優の濱田めぐみと朝夏まなとが16日、都内で開催されたミュージカル『メリー・ポピンズ』製作発表に出席。本作の魅力や本作へかける思いを語った。

【写真】待望の再々演にメインキャストが集結！

本作は、P.L.トラバースの小説とウォルト・ディズニー・カンパニーによって1964年に製作され、アカデミー賞5部門を受賞した不朽の名作、映画『メリー・ポピンズ』を原作とし、プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュの手により、2004年にミュージカル化した超大作ミュージカル。2018年、2022年に日本版キャストで上演され、この度、新たなキャストを加え、2026年3月21日より東京・東急シアターオーブにて再々演が行われる。

イベントには濱田、朝夏のほか、大貫勇輔、小野田龍之介、上川一哉、小西遼生、福士誠治、木村花代、島田歌穂、樹里咲穂、コング桑田、安崎求、浦嶋りんこ、久保田磨希、石川新太、DIONも出席した。

初演からメリー・ポピンズを演じている濱田は「2018年から2022年、そして2026年と、3回目のメリー・ポピンズになります。新たなメンバーも加わりまして、楽しくエネルギッシュでたくさんの素敵なメッセージを届けられる舞台にしたいと思いますので、ぜひお楽しみください」とあいさつ。今回が初参加となる朝夏は「2018年の日本初演を劇場で拝見して、ちょうど濱田めぐみさんのメリーを拝見しておりました」と振り返り「そのときに大感動して『いつかこの作品に携わることができたら』と思っておりました。今回こうして仲間に入れていただいて、とても幸せです」と喜びをかみしめた。

作品の魅力を濱田は「初演、再演とやるたびに思うことなんですけど、自分の中を旅しているような気持ちになります。私もメリーを演じていながら、私自身がメリーに教わることがすごく多くて」と告白。「いろんな状態で、いろんな環境の方が見に来てくださって、帰るときはみんな笑顔で。新しい自分に出会えているんじゃないかなって」と笑顔で語った。さらに濱田は「メリーのせりふの中で『どんなことでもできる』というものがあって、私はそれが一番大好きです」とも明かし「その言葉を毎回演じた後に、会場に来てくださった方全員『自分はなんでもできる。どんなことだってできる』って思ってくださっていたらいいなと思います」と気持ちを口にした。

朝夏は「今回初めて参加させていただきますが、メリー役に決まったときにいろんな方から『がんばってね。大変そうだよね』ということをたくさん言ってもらったんですけど（笑）、自分自身も本当にそうだろうなと思っていた」と吐露。続けて「メリーの先輩の濱田さんと笹本玲奈ちゃんに『大丈夫だよ。大変だけど一緒にがんばろう。一緒に作っていこう』という温かいお言葉をかけていただいて、それで一気に『私もどんなことだってできる！』と思って」とほほ笑み「ひとつひとつ丁寧に作っていって、そこで私らしいメリーが見つかったらいいなという気持ちでいます」と意気込んだ。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』は、東京・東急シアターオーブにて2026年3月28日～5月9日、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて5月21日～6月6日に上演。