有効期限が切れたカイロ、捨てた方がいい？　専門団体が回答

いよいよ冬本番の12月。使い捨てカイロが欠かせない気温になってきました。

新しく購入する以外に「去年の冬に買いだめしていたものを引っ張り出してきた」という人もいるかもしれません。

では、そもそも使い捨てカイロはいつまで保管できるのでしょうか。

カイロの業界団体である、日本カイロ工業会に聞いてみました。

『使い捨てカイロの保管時期』について、日本カイロ工業会に聞いたところ、このような回答がありました。

使い捨てカイロにはパッケージなどに『有効期限』が記載されています。基本的にはこの有効期限に従って保管・使用してください。

使い捨てカイロに設定されている有効期限は、定められた温度や時間など、使い捨てカイロの品質を保証する期間。

有効期限が切れたからといって、すぐに使えなくなるわけではないそうですが…。

有効期限が切れたカイロを使用すると、温度が表示よりも高くなったり、持続時間が短くなったりする可能性があるため推奨いたしません。

やはり、有効期限内に使用することが望ましいのですね。

また、使い捨てカイロの有効期限はメーカーにもよりますが、製造から3年以上と長めに設定されているケースが多くあります。

よほど長期間放置していない限り、有効期限をすぎることはなさそうですが、できる限り翌シーズンに持ち越さず、早めに使い切ったほうがよいでしょう。

ちなみに、使い捨てカイロを保管する場合は「基本的には高温多湿を避けて保管してください」とのことでした。

※写真はイメージ

使い捨てカイロには品質を保証するための有効期限が設定されており、この期間内で適切に保管していれば問題なく使用できます。

有効期限をすぎた場合は、正しく機能しない可能性があるため使用を控えましょう。

[文・取材／大西トタン＠ｄｃｐ・構成／grape編集部]