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ジェームズ・ガン体制DCU、新作『スーパーガール』がついに始動 “挑発的”コピーも公開

  • 2025.12.16
ジェームズ・ガン体制DCU、新作『スーパーガール』がついに始動 “挑発的”コピーも公開
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI

2025年夏に公開された『スーパーマン』から、新たなスタートを切ったDCユニバース(DCU)。その新章となる『スーパーガール』の日本公開が2026年夏に決定した。

挑発か? 逆説か?──真実/正義/どうでもいい

2022年にDCスタジオの共同CEOに就任して以来、DCUをさらに魅力的なものへと再構築することに成功しつつあるジェームズ・ガン。

自ら監督も務めた今年公開の『スーパーマン』では全世界興行収入950億円(6.1億ドル)を超える特大ヒットを記録した。

映画も世界中の映画ファンから大絶賛を受け、「DCユニバース復活」の象徴的な作品となった。日本でも「この夏はスーパーマン」をキャッチコピーに、大ヒットとなった。

そして2026年夏に公開が決まった『スーパーガール』。ティザービジュアルのコピーには「真実/正義/どうでもいい」という挑発的かつ逆説的な言葉があしらわれており、彼女の性格や価値観を象徴し、型破りで自立した新世代のヒーロー像を強く想像させる。

製作は『スーパーマン』に続き、ジェームズ・ガン率いるDCスタジオが担当。ガンから監督のバトンを引き継いだクレイグ・ギレスピーは、女性が主役の物語を数多く手掛けてきた実力派。深いテーマ性と大胆な演出で作品に命を吹き込む。

主人公スーパーガール/カーラ・ゾー=エルは、スーパーマン/クラーク・ケントの従妹。アメコミファンならずとも世界中から愛される人気キャラクターだ。

演じるのはオーストラリア・シドニー出身のミリー・オールコック。2000年生まれの25歳という若さにして、世界的人気キャラクターに大抜擢された次世代を担う注目の若手俳優である。

『スーパーマン』での短い出演ながら、強烈な印象を残したオールコックが本作で再びスーパーガールを演じることは、彼女のキャリアにおける重要な一歩と言えるだろう。

もちろん本作にも“スーパードッグ”クリプトも再登場を果たす。『スーパーマン』では、スーパーマンの愛犬かと思いきや、物語のラストに、実の飼い主がスーパーガールであったことが明かされ話題となった。この愛らしい重要“犬”物が本作でどのような活躍を見せてくれるのかも見所のひとつだ。

また、原作コミックにも登場し、スーパーガールやクリプトとともに旅をするエイリアンの少女、ルーシー・メアリー・ノール役には、Netflixドラマ『三体』で注目を集めたイヴ・リドリー。さらに、「アクアマン」シリーズでもDCファンにはお馴染みのジェイソン・モモアの出演も決定している。

このたび解禁されたティザー予告編では、冒頭に「スーパーマンが街を救った」との見出しが載った新聞が映し出され、本作が『スーパーマン』のエンディングから繋がるストーリーであることが示唆されている。

続いて、家の中を歩き回るクリプトと、二日酔いでだるそうに目覚めるカーラが登場し、親しみやすさを持つ“Z世代”らしい新しいヒーロー像を垣間見ることができる。

その後、「私は、カーラ=ゾー・エル。最高の23歳にする」と宣言する彼女だが、「大丈夫。私たちなら乗り越えられる」とクリプトに語りかける様子から、過去に何らかの辛い出来事を経験していることがうかがえる。

そして、ルーシーが登場し、カーラの故郷であるクリプトン星の崩壊について触れられるが、この過去が今後のストーリーにどのように影響するのか。続いて、待望の“スーパーガール”のコスチュームとアクションシーンも初公開。目から光線を放つなど、スーパーマンに並ぶ能力が披露され、本作でのスーパーガールの活躍への期待が膨らむ。

終盤には、「スーパーマンの能力は?」とルーシーに聞かれた彼女が「彼は人の善を見抜く。私は真実を見抜く」と応答。このセリフはスーパーマンとは異なる視点を持つスーパーガールというキャラクターの本質を端的に表すものではなかろうか。

『スーパーガール』は2026年夏公開。

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