クリスマスにもおすすめ！やわらか鶏むね肉の“ピザ風チキン”レシピ

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する人気フーディスト筋肉料理人さんの公式連載。今回は、クリスマスにもぴったりな「ピザ風チキン」の作り方を教えていただきます。鶏むね肉を開いて叩くひと手間で、驚くほどしっとりジューシーに。フライパンひとつで満足感たっぷりのごちそうが完成します。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日、ご紹介する料理は、鶏むね肉とフライパンで作る「ピザ風チキン」です。

鶏むね肉を開いてから叩いて伸ばし、ピザ風の味付けにしてフライパンで焼き上げます。

事前に下処理をすることで、パサつきやすい鶏むね肉もしっとりやわらか。自家製ピザソースとチーズのコクで、あっさりした鶏むね肉でも満足感のある味わいになります。

具材にはブロッコリーとミニトマトを使用。彩りがよく、クリスマスチキンとしても見栄え抜群です。

ピザの具といえばピーマン。そちらも候補にしましたが、鶏むね肉との相性を考えてブロッコリーを選びました。結果的に、味も見た目もバランスのよい仕上がりになりました。

鶏むね肉とフライパンで♪「ピザ風チキン」レシピ

調理時間

約20分

分量

2～3人分

材料

• 鶏むね肉…1枚（約300～350g）
• ピザ用チーズ…40g
• ブロッコリー…50g（ゆでたもの、または冷凍を解凍したもの）
• 玉ねぎ…1/8個
• ミニトマト…2～3個
• オリーブオイル…小さじ2
• ホットソース…適量

A：自家製ピザソース

• ケチャップ…大さじ1と1/2
• オリーブオイル…大さじ1/2
• おろしにんにく…小さじ1/4
• 乾燥バジル（または乾燥パセリ）…4～5ふり
• 黒こしょう…2ふり

B：鶏むね肉の下味

• 片栗粉・日本酒…各大さじ1
• 鶏がらスープの素・しょうゆ…各小さじ1/2
• おろしにんにく…小さじ1/4

作り方

1. Aの材料を混ぜ合わせ、自家製ピザソースを作ります。

2. ブロッコリーは粗く刻み、玉ねぎは薄切り、ミニトマトはくし形に切ります。

3.鶏むね肉は皮を取り、皮側を下にしてまな板に置きます。中央のくぼみを目安に厚みの半分ほどまで切り込みを入れ、包丁を寝かせて左右に開きます。

開いた肉に、斜めに2cm間隔で切り込みを入れ、裏返して同様に切り目を入れます。

ラップをかぶせ、めん棒や瓶の底などで軽く叩き、一回り大きく伸ばします。

ボウルにBを入れて混ぜ、鶏肉を加えて全体に下味をなじませます。

※時間があるときは10分ほど置くとよりなじみがよくなります

4. フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、鶏肉をのせて強火で焼きます。縁が白く色づき、周囲がふつふつしてきたら弱めの中火にし弱めの中火にし、3分焼いてから裏返し、さらに2分焼きます。

5. 弱火にし、表面の余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。

ピザソースを塗り、玉ねぎ・ブロッコリー・ミニトマト・チーズをのせます。水は大さじ1をフライパンに加えてふたをし、強めの中火で蒸し焼きにします。

チーズが溶けたら皿に盛り付けてできあがり。

「ピザ風チキン」の完成です！

テーブルナイフかペティナイフで切り分け、お好みでホットソースをふりかけていただきます。

口に入れて噛んだ瞬間、「鶏むね肉がめっちゃやわらかい！」と思うほどやわらかジューシーで、自家製ピザソースのさっぱり風味と、とろけたチーズの濃厚な風味が合わさって、「これはまさしくピザ味だ！」って感じです。

具材に使ったブロッコリーは鶏むね肉やチーズに合うし、ミニトマトの甘みのある酸味がさわやかさを感じさせてくれて、とてもおいしかったです。

クリスマスチキンといえば骨付きのローストチキンが定番ですが、鶏むね肉をピザ風に焼けば濃厚な風味とさわやかなトマト味でおいしいし、ヘルシーなのに満足感があります。

「ピザ風チキン」をお試しください。