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ギフトからディナーの後の食後酒まで。フェスティブシーズンを「T-MARKET」で過ごそう!

  • 2025.12.15

「ALL GOOD FLOWERS」

鮮やかな色使いとセレクトセンスに心奪われるフラワーショップ。

南青山や二子玉川などにショップを展開する〈ALL GOOD FLOWERS〉。“日々の暮らしに花と植物がある喜び”を提案してくれるフラワーショップだ。

「T-MARKET」内にある虎ノ門店は、ネイビーのタイルにピンクのネオンが目印。小さな店内にも関わらずヴィヴィッドカラーの季節の花々が常時30種類ほどディスプレイされ、まさに“百花繚乱”状態! バラや菊などおなじみの花々でも「こんな色や形が!?」と驚くような配色や大輪のものなど目新しい品種が並んでおり、そのセレクトの楽しさは眺めているだけでもパワーチャージできるほど。

そしてフェスティブシーズンの集いには、日頃の感謝と少しのウィットを込めてブーケを贈るのはいかが?

この虎ノ門店はふだんから近隣のオフィスからのオーダーが多いそうで、2日前までに予約すれば当日のピックアップ時間に合わせてブーケを用意してくれる。ディナーに抱えていっても負担にならない小ぶりなサイズなら予算は3,000円〜5,000円ほど。〈ALL GOOD FLOWERS〉らしいグリーンやスカイブルー、ネオンピンクなど目にも鮮やかなペーパーとリボンでラッピングすれば、クリスマス気分も倍増!

またホリデーシーズン向けのアイテムも入荷しており、たとえば手のひらに載る小さなモミの木にオリジナルのオーナメントを添えたり、花好きな友には世界的に高い人気を誇るオランダ発ブランド〈FIDRIO(フィデリオ)〉の一輪ざしを贈るのもアイデアだ。

ヴィヴィッドな一輪で、フェスティブシーズンの高揚感をさらに盛り上げよう!

色とりどりの季節の花と、ネイビーのタイルの壁面にズラリと並ぶフラワーベースが壮観。花器はどれもこの店の花のセレクトに似合うものばかり。
クリスマスギフトのイメージでオーダーし、作ってもらったブーケ。バラ、アンスリウム、ケイトウ、ユーカリ、ポリシャス、ブルーアイスの組み合わせ。ラッピングはショップの色使いと同様に、ネイビーのペーパーにピンクのリボンで。ひと抱えほどのボリュームのブーケは予算3,000円〜5,000円で、写真は4,000円。2日前までに電話で予約を。
店頭にディスプレイされた花束をラッピングすれば、予約なしでもブーケを作ることが可能。花束1,300円+ラッピング550円。予算2,000円ほどならこんな気軽なミニブーケもgood!
卓上に置ける小さなモミの木もギフトにぴったり。鮮やかな色合いのオーナメントは、アフリカ・ガーナで生産したテキスタイルの古布をリサイクルしたもの。「買い物を通して誰かを応援する」というアクションをお客と共に作り出すファッションブランド〈CLOUDY〉とのコラボ商品。ミニモミの木1,100円、オーナメント660円。
小さな店舗でいて、実は他店舗より〈FIDRIO(フィデリオ)〉のフラワーベースが大充実している虎ノ門店。オランダの伝統的なガラス工芸の技術を使った吹きガラスで、同じ柄が2つとないミックスカラーの美しさが特徴。花を愛する友に贈りたい。3,000円代〜。
Rを描く天井が印象的な空間デザイン。虎ノ門ヒルズ駅と「T-MARKET」を繋ぐエントランス「ステーションアトリウム」に面した、まさに“中庭の花屋さん”。

INFORMATION

ALL GOOD FLOWERS虎ノ門

東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2階「T-MARKET」☎️03・6811・1312。11時〜20時(土日〜19時)。不定休。https://all-good-flowers.com/

「ovgo Baker BBB」

人気バナナブレッドの限定フレーバーをプチギフトに。

プラントベースのベイクショップ〈ovgo Baker〉。ちなみに“ovgo”とはOrganic (オーガニック)、Vegan (ヴィーガン)、Gluten-free (グルテンフリー) as Options (選択肢) の頭文字で、「有機やヴィーガン、グルテンフリーをひとつの“選択肢”として楽しめるように」という意味が込められているそう。しっとり食感の大ぶりなソフトクッキーが看板だが、こちらの〈ovgo Baker BBB〉は小伝馬町の本店で限定商品にも関わらず高い人気を誇っていたバナナブレッドをメインにした専門店だ。

福岡県産小麦粉を使用し、卵やバター、牛乳はすべて不使用。甘みはブラウンシュガーをメインに白砂糖は精製の過程で動物性素材を使わないものを選ぶなど、なるべく国産の、そして良質な素材のみで手作りされている。

ヴィーガン対応のスイーツであることはもちろんだが、最も大事にしていることはあくまで「おいしくて楽しい」こと! 約2.5㎝に分厚く切り分けたバナナブレッドはバナナの果肉がみっしりと練り込まれ、食べ応えも十分。

そして注目すべきは、あの小さな店内で生地作りから焼き上げまで一貫製造している点。ガラス越しのデッキオーブンから焼きたてのい〜い香りが漂ってくるのがその証拠。ホリデーシーズン限定のフレーバーも登場しており、クリスマススイーツの代表格・シュトーレンの風味に仕上げた「シュトーレン バナナブレッド」や「シュトーレンクッキー」、中からメルティーな塩キャラメルソースが出てくる「ソルティーキャラメル グーイークッキー」などクリスマス気分を盛り上げる味わいばかり。シナモンとオールスパイスを利かせた「シュトーレン バナナブレッド」は、バナナの果肉のジューシーさと相まって“新感覚のシュトーレン”といったおいしさ。ヘルシーで楽しいスイーツのプチギフトは、老若男女に喜ばれるはず。

オーブンが見えるガラス張りの外観とオレンジ色のロゴが目印!
「ホリデースペシャル」のアイテムはオリジナル巾着袋に詰めてプチギフトに!手前からオペラ バナナブレッド1切600円、ソルティーキャラメル グーイークッキー1個570円、奥・シュトーレンクッキー1枚500円、シュトーレンバナナブレッド1切700円、「ovgo BAKER Logo巾着」550円。
バナナブレッドの「ホリデースペシャル」より。シナモンやオールスパイスなどを利かせてシュトーレンのような味わいに仕上げた「シュトーレン バナナブレッド」と、ラム酒漬けにしたレーズンやオレンジピール、アーモンドなどがごろりと入った「オペラ バナナブレッド」の2種。賞味期限:2日。全て12月末日まで販売予定。
今年新登場し、早くも人気者となっている「グーイークッキー」。Gooey(グーイー)とは「とろ〜り」や「ねばねば」の意味。「ホリデースペシャル」はキャラメルソースの塩みがたまらない「ソルティーキャラメル グーイークッキー」。賞味期限:2日。12月末日まで販売予定。
そう、本当にこの小さな店内ですべて手作りしているんです。定番の「クッキーチョコレート バナナブレッド」の製作工程。焼き上げたバナナブレッドの上にクッキーチョコレートの生地をちぎって重ねていく。
再びオーブンで焼き上げ、約18分後に「クッキーチョコレート バナナブレッド」の完成。 焼き立て熱々!
ガラス越しに作業風景が見学できる。い〜い香りが漂ってきたら焼き上がりの合図。
たっぷりと贈るならギフトボックスも。写真は(M)サイズでクッキー5枚、バナナブレッド2切程度が入る。1箱200円。ボックスはほかに(S)150円、(L)250円も。賞味期限 : バナナブレッド/2日、個包装クッキー/製造から2週間。

INFORMATION

ovgo Baker BBB

東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2階「T-MARKET」☎️03・6811・1224。11時〜20時。不定休。https://ovgobaker.com/

「Äta CAVE D’OCCI」

コース料理の一品を新潟発ワインとともにアラカルトで楽しむ。

ディナーはフロアの中ほどにある〈Äta CAVE D’OCCI(アタ カーブ・ドッチ)〉へ。代官山に本店を構える魚介系ビストロの名店〈Äta〉と、新潟のワイナリー〈CAVE D’OCCI〉がコラボレーションした店だ。マグロのうなじや各地から仕入れる真牡蠣、仏・モンサンミシェル産ムール貝など、〈Äta〉の真骨頂と言える国内外の旬の魚介を活かした料理が楽しめるほか、スパークリングから赤まで〈CAVE D’OCCI〉のワインがフルラインナップで揃う。〈CAVE D’OCCI〉の「どうぶつシリーズ」やカジュアルラインの「FUNPY」は人気のため都内では常に品薄状態。なのでこれだけ揃っているのは貴重…!

ワインだけでなくワイナリー内にあるビール醸造所(〈CAVE D’OCCI BREWING〉)から運ばれるドラフトも飲めるので、最初の一杯は生ビールで始めるのもアリだ。

「T-MARKET」といえばフロア内の複数のレストランから注文し、自分好みのコースを自由にカスタマイズできるイートインスペース「T-MARKET PUBLIC TABLE」が大きな特徴だが、写真の「真鯛とチョリソーのアンダルシア風」は、この秋新登場した「T-MARKET PUBLIC TABLE限定コース」のために用意された一皿。通常はイートインスペースのみの提供だが、実は〈Äta CAVE D’OCCI〉ではアラカルトとしてオーダー可能なのだ。

魚介と肉を合わせるというスペイン・アンダルシア地方特有の調理法をベースに、仔羊や自家製チョリソー、アサリの旨みたっぷりのスープに真鯛を合わせた一皿。肉と貝類の出汁が淡白な真鯛に沁み込んで、軽やかでいて奥深い旨味がジワリと広がる…!

スターターには新潟の銘柄豚「越後もちぶた」で作る自家製モルタデッラハムがぴったり。さらにマグロのうなじやムール貝のニョッキなどスペシャリテを1〜2皿プラスしてもよし。肉と魚、双方の旨味に浸りながら、〈CAVE D’OCCI〉のワインを心ゆくまでペアリングしたい。

場所は「T-MARKET PUBLIC TABLE」の中ほど。中央が店長の筒井麻美さん。
たとえばホリデーディナーはこんなイメージで。奥・〈CAVE D’OCCI〉の「自家製モルタデッラハムと半熟卵」1,000円。手前・冬の新作・「真鯛とチョリソーのアンダルシア風」2,000円。店の定番スパークリング、「どうぶつシリーズ」の「むささび」とともに。カヴェルネ・ソーヴィニヨン100%の旨味がじわっと広がるスパークリングは、ハムにもトマトベースの真鯛にも合う。グラス1,430円。
カウンター15席(スタンドスペースもあり)。3名くらいでこじんまりと食べるのにちょうどいい。大人数の場合は「PUBLIC TABLE」を活用してもOK(要予約)。
〈CAVE D’OCCI〉は新潟の海沿いの土地、角田浜で1992年に創業したワイナリー。店では敷地内のブルワリーから運ばれるドラフトビールも楽しめる。本日はソーヴィニヨンブランのような爽やかな飲み口のペールエールで乾杯!グラス1,320円。
イタリア・ボローニャ地方発祥のハム、モルタデッラ(別名:ボローニャソーセージとも)。「越後もちぶた」を使用した自家製モルタデッラは肉の甘み豊かで、とろとろの半熟卵をまぶすと最高。これでスパークリングがしばらく呑めます。
最新作「真鯛とチョリソーのアンダルシア風」。仔羊肉、自家製チョリソー、アサリの欲張りな旨味が真鯛の淡白な白身に沁み込んで行く。こうした肉と魚を合わせた一品は〈Äta〉の真骨頂であり、掛川哲司オーナーシェフが得意とする手法でもある。提供は2026年1月末まで(予定)。
〈CAVE D’OCCI〉ファンには堪らない充実のラインナップ。都内でこれだけ揃うのはほぼこの店だけ! 右から「どうぶつシリーズ」「FUNPYシリーズ」、〈CAVE D’OCCI〉を象徴する品種・アルバリーニョ100%で作る白、その名も「アルバリーニョ」、瓶内二次発酵による本格的なスパークリングワイン「ブラン・ド・ブラン」。価格帯はボトル6,000円代〜。

INFORMATION

Äta CAVE D’OCCI

東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2階「T-MARKET」☎️03・6811・1224。平日・土:11時~14時30分(14時LO)、17時~23時(22時LO)、日祝:11時~14時30分(14時LO)、17時~22時(21時LO)。水曜休 ※12月17日(水)、12月24日(水)、2026年1月7日(水)、1月14日(水)、1月21日(水)、1月28日(水)臨時営業。15席(店内)。https://www.instagram.com/atacavedocci/

「BEAVER BAR」

ディナーの後は、パネットーネをツマミに食後酒を。

東日本橋の大人気店、割田健一シェフの〈BEAVER BREAD〉。その待望の姉妹店として「T-MARKET」に誕生した〈BEAVER BREAD BROTHERS〉。虎ノ門界隈で働く人々の胃袋を掴むブーランジェリーが、閉店後、ひっそりとバーへと変身するのをご存知だろうか? 割田シェフが「気軽にパン呑みできる店を」と開いたその名も〈BEAVER BAR〉だ。店自慢のハード系から惣菜パンまでを一皿にした「パン盛り合わせ」や、シラスや季節のキノコ類など様々な具材で楽しむタルティーヌ、栃木県那須産のブランド卵「御養卵」をフォカッチャで挟み、贅沢にも業務用のデッキオーブン(平窯)でちょっと炙ったタマゴサンド…等々、パン好きにはたまらないツマミが揃うが、クリスマスシーズンは「パネットーネ」でシメの食後酒を楽しむのはいかがだろう? 「パネットーネ」とはイタリアのクリスマスに欠かせないミラノ発祥の発酵菓子で、〈BEAVER BREAD〉では満を持して今年初登場したアイテム。店内で販売するこのオリジナル・パネットーネを、カットしてバーでもそっと提供してくれるのだ。

店長の金子和之さんは、かつて割田シェフが老舗フレンチ〈銀座レカン〉グループのブーランジェリーシェフを務めていた10年ほど前、共に同グループでフロアを担当していた人物。ナチュラルワインからクラシックまで飲みごろを揃えたワインをはじめ、リキュールやウィスキー、日本酒、さらにハイボールやオリジナルカクテルも用意し、スマートな所作で出してくれる。

食後酒はグラッパやアマーロ、コニャックといった蒸留酒からシェリーやベルモットなど、金子さんの好みで選んだ銘柄が15種類ほど揃っている。たとえばパネットーネに合わせてイタリアのグラッパをチョイスするのもいいし、またはアマーロと味わったり、ジンソーダでさっぱりとシメるのもおすすめだ。今回選んだ3品のように、すべて“イタリア縛り”でセレクトするのも面白い。

この季節ならではの、ちょっと大人な食後酒の嗜み方。ほろ酔いになっても地下鉄の改札は目の前。終電まで存分に、フェスティブな気分を楽しもう。

小さなメニュースタンドが店頭に置かれたら、バー営業スタートの合図。
今年初登場したパネットーネ(1切700円)に、イタリア・ピエモンテ州の伝説的生産者、ロマーノ・レヴィーによるグラッパを合わせて。洋ナシのようなフルーティーな香りと飲み口で、パネットーネに使われるドライフルーツと共鳴し合う。フレッシュで上品な飲み口なのでグラッパ初心者にもおすすめ。「ロマーノ・レヴィ グラッパ アルネイス」1,000円。
日中はパンのディスプレイスペースだった場所がバーカウンターに。夜だけ出現するハイスツールのテーブル席を含め、15席ほど。
ベーカリーの厨房の一角に密かにコレクションされた食後酒たち。
パネットーネは「DOPO LAVORO(ドーポ・ラヴォーロ)」=「仕事の後で」という名のアマーロとも相性がいい。レモンやオレンジのピールの爽やかな苦味がドライフルーツの風味と合う。ソーダ割りにしても美味。「ヴェッキオ マガジーノドガナーレ ドーポ・ラヴォーロ」1000円。
こちらも厨房に密かに収蔵されているジン・コレクション。イタリア、イギリス、日本などのクラフトジンが常時15種類ほど。
ジンソーダで爽やかにシメるのもいい。こちらもイタリアのジンをセレクト。エミリア=ロマーニャ生まれの「GIN PRIMO (ジン・プリモ)」シリーズから、マダガスカル産バニラやタンザニア産カカオの甘いアロマが香る「ジン・プリモ アフリカ」をソーダ割りで。1,000円。イタリアの伝統食で、イチジクやプルーンなどを砕いて固めた「フィグログ」(時価)との相性も抜群。
「Beaver Bar」店長の金子和之さん。〈銀座レカン〉時代に培われたワインの確かな知識とエレガントなサーブで、ベーカリーの厨房を大人のバーへと変身させる。仕事終わりの同業者が多く訪れるのもこの場所が愛されている証拠。
バー営業中はパネットーネの購入が可能。ダークチョコ(写真)、抹茶、マロンチョコの3種、各4,000円。特製ステッカーが数種類あり、ギフトには写真のようにペタッと貼ってラッピング替わりに。1枚150円。

INFORMATION

Beaver Bar

東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2階「T-MARKET」☎️03・6268・8712。平日・土19時30分〜24時(フード23時LO、ドリンク23時30分LO)、祝日19時30分〜23時(フード22時LO、ドリンク22時30分LO)。日曜休。15席(バー営業時)。https://www.instagram.com/beaver.bread/

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