主題歌アーティストは友成空の書き下ろし楽曲に！『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』本予告映像

アニメ「暗殺教室」の放送10周年を記念したプロジェクト「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」の企画の一つとして、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』が2026年3月20日(金・祝)に公開される。このたび、懐かしさと興奮が込み上げる本予告映像、本ポスタービジュアルが解禁。あわせて、主題歌が友成空書き下ろしの「Teacher」に決定した。

【写真を見る】第2弾ムビチケ前売券(カード)の特典は描き下ろしイラストカード

松井優征原作「暗殺教室」は、2012年から2016年まで連載され、現在累計発行部数は2700万部を突破する人気漫画。椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス“3年E組”の生徒たちが、超生物、殺せんせー(声：福山潤)を相手に“暗殺”を通して成長していくという唯一無二の物語性、個性あふれるキャラクターたちによって読者を魅了し続けてきた。2015年にテレビアニメ化されると、同年『映画 暗殺教室』(15)で実写映画化。翌2016年には実写映画の続編『映画 暗殺教室-卒業編-』(16)、さらにテレビアニメ総集編となる『劇場版 暗殺教室 365日の時間』(16)が立て続けに公開された。

アニメ「暗殺教室」の放送10周年記念プロジェクトの第3弾となる本作では、これまで映像化されなかった原作エピソードが完全新規制作で描かれる。監督はテレビアニメ「放課後少年花子くん」など人気シリーズを手掛け、本作が劇場版初監督となる北村真咲。脚本は「暗殺教室」のテレビアニメシリーズで構成、脚本を担当した上江洲誠が務める。

今回、教室での日々が、10年ぶりに帰ってくる懐かしさと興奮があふれる本予告映像が解禁。号令と共に教室を満たす銃声。3年E組の思い出を、ピアノの旋律がどこか懐かしく、そしてせつなく彩っている。物語の舞台は、殺せんせーの暗殺期限まで残り15日、卒業が目前に迫る椚ヶ丘中学校の3年E組。生徒たちは殺せんせーと、この教室で過ごした濃密な日々を振り返っていく。そして、殺せんせーが誰にも見せなかった“秘密のアフターファイブ”に触れ、彼の意外な一面を知ることに。笑って、悩んで、ぶつかり合って、支え合って、数えきれない経験を積み重ねてきた生徒たち。彼らが過ごした“あなたの知らない3年E組の日々”に期待が高まる映像となっている。

あわせて解禁となったポスタービジュアルには、殺せんせーが教室中にまき散らした思い出の写真の数々を、生徒たちが思い思いの表情で追いかける瞬間が描かれている。まるで殺せんせーの「ヌルフフフ」という笑い声が聞こえてきそうな、温かさと躍動感が同居したビジュアルとなっている。そんな本ポスタービジュアルに掲げられたコピーは“10年分の愛をこめて”。「暗殺教室」を愛するすべてのファンの胸を熱くする、プロジェクトの集大成にふさわしいメッセージが込められている。

さらに、主題歌アーティストは友成空に決定。2025年4月より10周年3大アニバーサリー企画の第1弾として開始されたアニメ「暗殺教室」の再放送では、第1弾オープニングテーマ「黄色信号」を務め、2025年10月に発表されたテレビアニメ「キングダム」第6シリーズのエンディングテーマ「咆哮」でも大きな話題を呼んだ友成。彼が本作のために紡いだのが、予告映像でも印象的に流れるどこか懐かしく胸を締めつけるようなピアノの旋律。そして「僕らはこれからも、あなたの言葉を忘れないよ」という静かに心へ届くフレーズが、3年E組の10年分の思い出に寄り添い、作品の“想い”そのものを音楽で包み込む。

友成は制作にあたり「僕の小中学校時代を彩った大切な作品『暗殺教室』。今春の再放送OPに続き、劇場版主題歌を担当させていただき、大変光栄です。E組と共に育った一人の生徒として、殺せんせーへの恩返しを込めて曲を書きました。出発点となったのは、『殺せんせーがE組の日々を日記に書き起こしていたら、どんな風だろう』という着想です。殺せんせーやE組の皆はもちろん、ご自身の恩師を思い浮かべながら聴いてくれたらうれしいです」と楽曲への想いを寄せている。

また、描き下ろし特典付きの第2弾ムビチケ前売券(カード)も、12月19日(金)より全国の劇場で発売決定。描き下ろしイラストカードは4種で、それぞれ3年E組が過ごした“青春のワンシーン”をそのまま閉じ込めたような、ファンにはたまらないラインナップとなっている。裏面には、クスッと笑える生徒たちの“ここだけのやり取り”が描かれており、思わず集めたくなる仕掛けが満載だ。

そして、3年E組10年分の“音の軌跡”を余すところなく詰め込んだ、アルバム「アニメ『暗殺教室』10th anniversary Music Collection」の発売も決定。テレビアニメシリーズと『劇場版 暗殺教室 365日の時間』の名曲を網羅し、「青春サツバツ論」をはじめとする思い出の楽曲から本作の新曲までを一挙収録している。10周年だからこそ実現した、まさに永久保存版のミュージックコレクションとなっており、封入特典として付属する“特製ブックレット”も見逃せない一冊。ここでしか手に入らない豪華仕様で、ファンなら絶対に手元に置いておきたいアイテムとなっている。

10年分の愛をこめた、暗殺学園青春エンタテインメント。『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』の公開まで、引き続き本作の情報に注目していきたい。

文/鈴木レイヤ