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トイレ、スマホ問題、お小遣い……子育てで夫婦間のズレが生まれてしまったらどうする?【著者インタビュー】

  • 2025.12.15

【漫画】本編を読む

専業主婦の彩子は、デザイン事務所で働く夫・裕介と、4歳の息子・大地の3人家族。仕事をこなしつつ家事と育児にも積極的な夫に不満はなく、幸せに暮らしていた。しかし彩子には最近とある悩みが。それは「夫と会話が広がらない」こと。息子が生まれたばかりの頃は夫婦でたくさん話をしていたのに、いつの間にこんな関係になってしまったの……?

夫婦の日常を妻と夫、それぞれの視点から描く『夫と会話になりません』(上野りゅうじん/祥伝社)。“完璧主義な夫と大ざっぱな妻”というふたりの行動や思考のリアルさが魅力で、つい自分を重ねながら読んでしまう。そんな本作が生まれた経緯や反響について、著者の上野りゅうじんさんにお話を伺った。

――息子・大地くんのトイレトレーニングについて夫婦の考え方がすれ違うシーンがあります。我が家も常に子どもと一緒にいて子どものことを考えている私と、仕事が忙しく土日もあまり家にいない夫との間でかなり子どもに対する考えの違いがあったので、共感したシーンでした。

上野りゅうじんさん(以下、上野):子どもへの接し方や教育方針について、夫婦で意見が分かれる家庭は多いですよね。我が家も最近だと“中学生の子どもにスマホを持たせるかどうか”で夫婦の意見が分かれました。

――上野先生も同じようなことで悩まれていたんですね。子どもが成長しても、そのステージごとに新たなすれ違いが起きそうです。

上野:我が家も夫が5年くらい単身赴任中なので、子どもといつも一緒にいる私と夫では温度差を感じることがあります。対話が大事とはいえ、言葉だけでは表現しにくいこともありますし。

――そのような状況で子どもに対しての意見の食い違いはどのように解決していますか?

上野:やっぱり日々のコミュニケーションが大切だと思うので、連絡や報告はこまめにするようにしています。ビデオ通話など手段もいろいろ使って。食い違いが発生した段階ではお互いどうしても嫌なことは伝える、夫婦以外の人に相談してみたりすることも大切なのかなと思います。

取材・文=原智香

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