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義実家に迷惑をかけた実母へ妻が注意できないワケ「母が怖い」裏に隠された過去とは?<実母トラブル>

  • 2025.12.16

ゆうこさんとソウタさん夫妻に第一子・ゆいなちゃんが誕生。初孫に喜ぶ母親はソウタさんとともに出産に立ち会い、「最初は夫と赤ちゃんと3人で」というゆうこさんの希望を無視して写真に入り込もうとし、看護師に止められると、不機嫌になってしまいます。ここから母親への不信感が募り始めました。
入院中は赤ちゃんの退院着を独断で贈り、退院当日も「産んでくれてありがとう」と言い放った母親。暴走は加速していき、ついにはゆうこさんの許可なくファーストシューズを履かせて、周囲を呆れさせたのです。
妹・愛子さんの制止も母親の耳には届かず、 限界に達したゆうこさんが里帰りを断ろうと涙ながら訴えると、まるで被害者のような態度で母親は謝罪します。その態度にモヤモヤが残るゆうこさん。そして、お宮参りに義父母が来ると聞くと、気が進まない様子を見せる母親にゆうこさんの疑念はぬぐえません。
お宮参り当日、義父母の前で明らかに不機嫌な態度をとり、突然泣き出す母親。一方、適度な距離感で温かく接してくれる義父母に救われるゆうこさんでしたが……。

帰宅後、その日の苛立ちと本音を伝えるため、母親へメッセージを送信します。

緊張感とモヤモヤした感情の理由

緊張しながら、言いたいことをメッセージで送信するゆうこさん。

学生のころのトラウマで、長い間、母親に気持ちを伝えることを避けてきたのです。

しかし自分が母となった今、母親への不信感が以前よりも強くなり、その葛藤に苦しんでいるのでした。

出産時の記念写真や退院着、ファーストシューズなどでひと悶着があった際、ゆうこさんが緊張した面持ちで、慎重に言葉を選んで母親に接していた理由が、今回のエピソードではっきりと示されました。

しかし、義家族にまで母親の不機嫌の矛先が向いてしまい、これ以上は看過できないと感じたゆうこさんは、過去の自分と決別し、ついに新しい一歩を踏み出そうとしています。

親子関係は、過去の延長線上にただ従うものではなく、「親の所有物ではないひとりの人間」として、対等な関係を選び取り、築き直すことができるもの。
ゆうこさんの姿は、その勇気を私たちにも思い出させてくれます。

私たちもまた、自分にとって大切な関係こそ、感情を飲み込まず、お互いをひとりの人間として尊重しながら見直す勇気を持ちたいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ミント

ベビーカレンダー編集部

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