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「タダで出ます」関智一が川島零士の“朗読劇プロデュース”宣言に最高のエールを送る

  • 2025.12.14
【写真・画像】「タダで出ます」関智一が川島零士の“朗読劇プロデュース”宣言に最高のエールを送る 1枚目
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ABEMAにて、2025年12月5日(金)夜10時より『声優と夜あそび 金【関智一×川島零士】#26』が放送された。

【動画】「声優と夜あそび 金」#26 見どころ

本放送では、11月30日(日)に30歳の誕生日を迎えた川島の“節目”を記念し、本人リクエストの特別企画「祝!川島零士30歳 関さんとじっくりトークSP」を実施。スタッフさえもいない“2人きり”の空間で、あたたかいおでんとともに、90分間の“本気のサシトーク”が繰り広げられた。

関智一、芝居へのコンプレックスを明かす「上手だけど感動しない」と言われた過去

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30歳の誕生日を迎えた川島の「関さんと腰を据えて話したい」という強い希望で実現した今回のトーク企画。事前に30の質問を用意し「聞きたいことを詰め込んだら重めになっちゃいました」と苦笑いする川島に、関も「なんでも質問していいよ」と優しく返し、早速サシトークがスタートした。

芝居の組み立て方やルーツ、譲れないことなど“芝居”について語り合っていくなか、川島の「お芝居で挫折したことは?」という質問では、関が「しょっちゅうあるよ」と即答。なかでも印象的だったエピソードとして、尊敬する先輩・増岡弘に「芝居は上手だけど感動しない。いい芝居ではない」と言われたことを告白した。加えて、現場のディレクターや先輩スタッフたちからも幾度となく同様の指摘を受けたと明かし、「致命的じゃん。一番言われたくないことだった」と振り返った関。「上手い芝居ができていればいいわけじゃない」と実感する日々に、長く苦しんだことを率直に語った。

そんななか、養成所からの旧友・長沢美樹との舞台でのある出来事が転機になったという。演出を手がけていた関に対し、長沢から公演後に電話で「関さ、もうちょっと芝居してくれない?」と指摘されたという。その言葉に「何言ってるんだ!してるよ!」とこれまで自分の中に溜まっていた思いが一気にあふれ出し、電話口で朝までとことん言い合いをしたという関。そのなかで「今やってる役の気分と今の俺の状態は似てる」とふと気づき、翌日、その感情をそのまま役に乗せて演じたことで初めて「今までとまったく違う感覚で芝居ができた」と実感。長沢からも「やればできるじゃん」と言葉をかけられ、「昨日までの自分の芝居は別物だった」とようやく認識できたと語った。

「いまだに、自分の芝居が“できている”という実感はあまりない」と語る関。「良くなった部分はあると思うけど、まだ足りないし、ダメなところもあると思っていて。だからこそ常に変わり続けたいと思ってる」と、表現者としての葛藤といまなお向き合い続ける姿勢に、川島からは感激の声があふれた。

川島零士、30代の目標は“朗読劇のプロデュース” 悩める川島へ贈る関からの最高のエールとは

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また後半では、30歳を迎えた川島の“これから”の話に。「30歳になってこれからどうやって生きていこう」「自分ってなんなんだろう。譲れないところってどこだろうって探ってる」と、悩みを打ち明ける川島に、関は「悩んでてもいんじゃない」「でも、やりたいことがあるなら、やってしまうのが一番早い。それが成功じゃなくてもいいと思うから」と真っすぐに返した。

また30代の目標を明かす場面も。「30代のうちに、自分が一番面白いと思う朗読劇をプロデュースしたい」「お芝居だけじゃなく、衣装や演出など物語を総合的に届けたい」と語り、「関さんも出てもらえますか」と話す川島に、すかさず関は「もちろん!タダで出ますから。その分衣装にお金をかけな!」「それが誕生日プレゼントってことで」と満面の笑みで返し、川島の夢を後押し。何よりのプレゼントに、川島は「うわぁぁぁぁ!それはやります!」と目を輝かせ、30代での大きな挑戦へ思いを新たにした。

そして番組の最後には、川島から「30歳の僕に、ひとことアドバイスを」とリクエストが。関は「まわりから好かれている川島くんは、もうそれだけで強い。“いい人”って結局、大事な素質だから」とエールを送り、その上で「年齢を重ねていくと、考えがどうしても凝り固まる。川島くんも今後そういう時が来ると思うから、その時どこまで凝り固まらないで、ちゃんと変わっていけるかだと思うよ」と、“老害”になりかけたと自戒も込めてコメント。その言葉に、川島も「確かにそうですね」と大きく頷いた。

関と川島による、世代を超えた濃厚な芝居トークに、視聴者からは「沁みた」「泣いちゃった…」「本当に誕生日スペシャルだった」などのコメントが多く寄せられた。

(C)AbemaTV, Inc.

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