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義母「息子が使った哺乳瓶あげる♡」30年前に使用済みベビーグッズがズラッ!嫌がらせ歓迎♪笑顔で反撃開始

  • 2025.12.13

私は妊娠を機に仕事を辞め、専業主婦になりました。夫は妊娠が判明する前までは家事を手伝ってくれていたのに、専業主婦になった途端“何もしない人”に変わってしまい……。
さらに、義母は私が仕事を辞めてから毎日のように電話やアポなし訪問で家事チェックをするようになったのです。幸せなはずのマタニティライフが、私の心はだんだんすり減っていったのです。そして、ある日ついに“決定的な事件”が起こってしまったのです。

夫の豹変と義母の干渉

おなかが大きくなり、食材の買い出しがつらく感じたある日のこと。私は「夕飯の買い物、少し手伝ってくれない?」と夫に声をかけました。しかし、夫はスマホから目も離さず「は?家のことは専業主婦の仕事だろ?」とひと言。妊娠中で重い物が難しいと説明しても「妊娠してから随分と偉そうだな! 俺がいなきゃ生活できないんだから、言葉に気をつけろよ」と信じられない言葉が返ってきたのです。その瞬間、私は胸がスッと冷えるのを感じました。

さらに追い打ちをかけるかのように義母がアポなし訪問をしてきたのです。最初は 「体調どう? 無理してない?」と、“私を心配している”ような言葉から入ってくるのに話の終着点は、いつも決まって「息子ラブ」。義母は、あなたの体はどうでもいいの! 大事なのは“アキラの子”よ」と当然のように言い放ち……。そのひと言で「あ、この人の中で私は“産むだけの人”なんだ」とハッキリわかってしまいました。

あまりにつらくて、夫に相談しても「お前の受け取り方が悪いだけだろ」 そのひと言で片づけられてしまうのです。そのくり返しで、 私は“自分の家”にいるのに、 どんどん安らげない空気に飲み込まれていったのです。

夫不在の日、義母が持ち込んだ“30年前の赤ちゃんグッズ”

夫が数日間の出張に出た日のこと。チャイムが鳴り、モニターを見ると義母が大きな荷物を抱えて立っていました。 義母は「早く玄関開けてくれない? プレゼントよ!」と言うのです。私は嫌な予感を抱えつつ玄関を開けると、義母はずかずかとリビングへ向かい、大きな段ボールを床に置きました。

そして、ニヤリと笑ってフタを開けた瞬間……家中にツンとした“カビ臭さ”が広がったのです!箱の中を確認すると、色あせたぬいぐるみにシミだらけのおくるみ。黒ずんだ哺乳瓶や錆びたおもちゃなどギッシリ詰まっていたのです。義母はそれらを一つひとつ手に取りながら「息子もこれで育ったのよ。息子の思い出がたっぷり詰まった大事な品なの。おなかの子も同じ物で、愛情たっぷり育てなさい」と言うのです。ゾッとした私は「すみません! 赤ちゃんに使うには30年前の物は衛生面が心配で……」と伝えました。しかし義母は目を見開き「何言ってるの! 息子と同じ物を使わせて、同じように育てるのが一番に決まってるでしょ!」と激怒! 思い出・息子のため・愛情を盾に、 30年前の使用済みグッズを押し付けてくる義母。私はショックで声も出ませんでした。

出張から帰った夫に相談すると「母さんの思いやりを汲めよ。意地悪な嫁だな」 その瞬間、心が音を立てて切れました。

ガーゼとタオルで“お返し”

後日、段ボールの中身を眺めながらふと名案が浮かんだのです。中には、ガーゼやタオルも……。私はそれらをまとめ、丁寧に箱詰めし「大人でも使えそうなガーゼ・タオルがあったのでお返しします。『息子の思い出が詰まった大事な品』とおっしゃっていたので、 一番その価値がわかるお義母さんご自身でお使いください。」と手紙を添え送り返しました。 “嫌がらせ返し”ではありません。義母の主張をそのままお返ししただけなので……。

数日後、義母から「ちょっと! なんで私がこんな古いもの使うのよ!」と電話がありました。私は「自分でも使いたくない物を、私の赤ちゃんに使わせようとしたんですよね?」と言い返しました。義母は黙り込み沈黙が流れました。そこへ夫が「母さんに送り返すとか非常識だろ!」と怒鳴りつけてきたのです。私は「非常識だってわかるんだ。じゃあ“30年前の使用済みグッズ一式”を押し付けたほうがもっと非常識って、気づいたよね?」とバッサリ! 夫は肩を落とし「ごめん。確かに、30年前のお古は使いたくないよな」と謝罪。義母も「私の気持ちを押し付けてごめんなさい」と謝ってくれました。

後日、夫と義母と一緒にベビー用品店へ行き、肌着・ガーゼ・哺乳瓶・おくるみ・おもちゃまで すべて新品の安全基準のものをそろえてもらいました。ようやく出産準備が整いました。

◇ ◇ ◇

妊娠中は、心も体も揺れやすい時期。そこに古い価値観の押し付けが重なると、一気に追い詰められてしまいます。しかし、嫌がらせと感じたことを鏡のように返すと「それはおかしい」と気づかせることができることも。傷つけ返す必要はありません。静かに境界線を引くだけで、未来が変わることもあるでしょう。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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