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「インド人は平気で15時間労働、残業もする」「四字熟語ができるアフリカ人も」…経営者が“海外人材の現在地”を議論

  • 2025.12.13
【写真・画像】「インド人は平気で15時間労働、残業もする」「四字熟語ができるアフリカ人も」…経営者が“海外人材の現在地”を議論 1枚目
ABEMA TIMES

実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #34』が12月12日に配信された。番組では「海外人材」について議論した。

【映像】インド人の衝撃の仕事ぶりとは?

人材不足について議論する中、昌弘貿易株式会社 代表取締役社長 林裕民氏は「これからはインドとアフリカ人材の時代」と提言。

インド人材については「日本では残業にリミットがあり、しかも残業した分だけパフォーマンスは落ちていく。一方、インドで働いている方々は平気で15時間労働をやり、残業もする。それも強制的ではなく、そもそも長時間働くことが文化として根付いている」と話し、アフリカ人材については「日本の文化に憧れて強いモチベーションを持って日本に来た人は漢字を読んだり四字熟語もできたりする。我々も打ち合わせのスピードを落とすことなく進められるので重宝している」と説明。

その上で「以前は言語が一つのバリアになったが、今はAIがそのバリアを『無』にしてくれる。あとは心と文化の問題を互いが譲り合って受け入れられれば、日本の失われたグローバル競争力に対して非常に有効な手段になる」と考えを明かした。

これに岡山学院大学理事長 大山正史氏は「インドはこれから一番大事にする国だと思っている。99×99ができて、『0』を発明した国民だ」と同意した。

Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香氏も「インドとアフリカの時代というのは確かにそうだ」と同意しつつ以下のように述べた。

「ただ、ビジネスの世界において、インドやアフリカはなかなか情報が入ってこないので“遠い国”という考え方が強い。共にカンファレンスなどを開いても、ほとんど日本人の方が参加することがなかったりする国であり、私たちも記事を出さない。結果的に情報が皆さんに入らないという形のネガティブなスパイラルが今起こっている。だから、これからの未来を考えていったときに、私たちがどこと手を組んでいくのか、戦略的に考えていかなければいけない」

「また、『働いて稼いで1回(母国に)戻りたい』という方が多い。にもかかわらず、今日本はどちらかというと『ワークライフバランスが大事』となっている。それは悪くはないが、彼らがどういう働き方をしたくて、どういうキャリア形成をしたいか、どういったロードマップを描いているのかというところに全く属することができずに、結局思ったよりも早く帰ってしまうというケースがとても多い。だから、そこも合わせて、経営者は満足していただけるような働く場所を提供していく必要があるだろう」

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