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中学から地元を離れ、ラ・サールに飛び込んだ名大生を超一流企業が「ハードルなく挑戦できるところがすごく良い」と高評価

  • 2025.12.13
吉田諭さん
ABEMA TIMES

超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン3 #9』が12月12日に配信。新しいことに積極的に飛び込む名大生が一流企業から絶賛された。

【映像】新しいことに積極的に飛び込む名大生のプレゼン

同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。27新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。13社15人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。

名古屋大学工学部に通う吉田諭(よしだ さとる)さんは中学進学時に生まれ育った名古屋を離れ、鹿児島ラ・サール中高で寮生活を送った。名古屋大学入学後は日本一という高い目標を掲げる男子ラクロス部に所属。3年時に新歓リーダーを務めた際は、ラクロスの認知不足と部員の新歓活動へのモチベーションが低いという課題に着目。勧誘の際は1段階目では部活の雰囲気を伝え、2段階目ではラクロスというスポーツの魅力を伝えるという「段階を分ける」戦略とともに、部員との個人面談を通して主体性を引き出した。その結果、入部者数は1.5倍に。吉田さんは「組織を動かし結果を出す力」があるとアピールした。

「12歳時点で何か“確たるもの”や“生き筋”があったのですか?」

株式会社みずほフィナンシャルグループの担当者
ABEMA TIMES

池田裕記(九州旅客鉄道株式会社 人事部担当部長):そもそもなぜ入部者を多くする必要があるのですか?

吉田:部にAチーム、Bチーム、Fチームという3チームがあるのですが、人数が増えれば増えるほど新たなリーグに出場できる機会が出てくるからです。

藤原結衣(ロート製薬株式会社 人事総務部兼広報・CSV推進部):新歓に部員を巻き込む上で意識されたことは何ですか?

吉田:リーダーは自分の弱点をさらけ出すことで、「助けなくては」というマインドにさせることが大切だと考えています。

大口一仁(株式会社みずほフィナンシャルグループ 人材戦略推進部 採用チーム 次長):中高6年間寮生活を送って名古屋に戻られています。12歳時点で吉田さんの中で何か“確たるもの”や“生き筋”があったのですか?

吉田:必然性とかは全く考えていませんでしたが、子どもの頃から新しいところに飛び込むことが好きでした。ラクロスを始めたきっかけも、新しいスポーツで日本一を目指せたこと、100人という規模感の部活動に入る経験はこれからできないと思ったからです。

「目の前の仕事の意味を考える力が少し伝わりませんでした」

九州旅客鉄道株式会社の担当者
ABEMA TIMES

企業の採点は、下は4点、上は10点までばらけた。

「4点」をつけた九州旅客鉄道株式会社は「質問をさせていただきましたが、目の前の仕事の意味を考える力が少し伝わりませんでした。なぜ部員を集めるのか、目的意識がもうちょっと伝わると良かった」とコメント。

「10点」をつけたロート製薬株式会社は「ちょっとトップバッターで皆さん様子見するかなと思って、アクセルを踏んでしまいました」としながらも「新しい土地に飛び込んでみる、分からないけど新しいものをやってみる。そこにワクワクできたり、ハードルなく挑戦できるところがすごく良い」と評価した。

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