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ゆりやんレトリィバァ初監督作『禍禍女』公開収録イベントに南沙良が登場!完成した作品を観て「私こんな顔していたんだ…」

  • 2025.12.12

芸人や俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやんレトリィバァが映画監督デビューを果たす『禍禍女』(2026年2月6日公開)。その公開を記念して、J-WAVEの人気ポッドキャスト番組「ゆりやんレトリィバァの最近どう?」と『禍禍女』がコラボした公開収録イベントが開催。本作で主演を務める南沙良をゲストに迎え、作品の魅力や制作秘話などが語られた。

【写真を見る】ゆりやんの新たな挑戦に早くも世界中が熱狂!世界22の国際映画祭に出品され、4冠達成の快挙

ゆりやん監督の“恋愛”を原点にしたという本作。詳しい内容についてはまだベールに包まれたままだが、多くの人が胸のどこかに抱えている淡い恋の痛みから始まり、“愛”と“狂気”が渦を巻きながら復讐劇へと転じていく物語で、ある男性に想いを寄せる美大生の上原早苗役を南が熱演。すでに世界22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第62回台北金馬映画祭で日本人監督初のNETPAC賞を受賞するなど、高い評価を獲得している。

今回の公開収録イベントでは、先日解禁された予告映像がいち早くお披露目され、ゆりやん監督の「この人を呼びたかった!」の声と共に南が登場。会場は大きな歓声に包まれた。ゆりやん監督の過去の恋愛が詰め込まれている本作について南は、「クランクインする前にゆりやんさんの過去の恋愛話をお聞きして、ゆりやんさん自身が“禍禍女”なんだなと感じました」と述懐。

一方、ゆりやん監督は「プロデューサーさんとどういう映画を撮るか話し合っている時に、いままで好きだった人に対する気持ちや、いままでの恋愛がうまくいかなくて悔しかった思いをとにかく語っていたんです」と本作の成り立ちを説明。「いままでの映画祭で、この映画の描き方や映画へのメッセージを訊かれることがあったのですが、『メッセージはございません!好きだった人や振ってくれた人への復讐です!』と答えてます(笑)」。

さらに「恋愛で悔しかったり悲しかったりした感情を全部『禍禍女』にぶつけたから、いますごくスッキリしているんです。復讐したいことが全部この映画に入っていますね。いままでの皆さんの恋愛の苦しかったことや悲しかったことも楽しんでもらえる映画になっていると思うので、楽しんで観てもらいたいです」と爽やかな笑顔で語った。

【写真を見る】ゆりやんの新たな挑戦に早くも世界中が熱狂!世界22の国際映画祭に出品され、4冠達成の快挙 [c]2026 K2P
【写真を見る】ゆりやんの新たな挑戦に早くも世界中が熱狂!世界22の国際映画祭に出品され、4冠達成の快挙 [c]2026 K2P

完成した作品を観た感想を訊かれた南は、「私が演じた早苗は、狂気的な女の子ですが、演じている最中もできあがったものを観ても、どんどん愛おしく、可愛らしい部分が見えてくる。こういう感情わかるとか、こういう部分は私にもあるなと気付かされました」と、共感しながら役に臨んでいたことを明かす。「でも『私ここまでやってたんだ…』とか『こんな顔していたんだ』と衝撃を受けました」。

そしてゆりやん監督も「実際にいろんな方に作品をご覧いただいて、人によって共感するキャラクターも違うし、答えがない映画ということにできあがってから気付かされました。南さんは人には出せない内なる“禍禍しさ”が最高で、オリジナリティがあって唯一無二でした!」と大絶賛。

『禍禍女』は2026年2月6日(金)より公開! [c]2026 K2P
『禍禍女』は2026年2月6日(金)より公開! [c]2026 K2P

このイベント内で語られたトークの模様は、J-WAVE podcast「ゆりやんレトリィバァの最近どう?」で3週にわたって配信される(第一部、第二部配信中。第三部は12月18日より配信)。是非ともチェックして、映画の公開に備えよう!

文/久保田 和馬

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