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しおれた野菜をたった15分で復活させる方法

  • 2025.12.12
Taylor Ann Spencer

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『delish』のオリジナル記事はこちら

平日の夜、サラダが食べたくて冷蔵庫の野菜室を見たらしおれたレタスがあった。こんなとき、あなたならどうする? 冷たい水に浸して(少なくとも)45分待ち、復活するのを願う? それとも新しいレタスを買いにスーパーへ急ぐ? 諦めて近所のコンビニでサラダを買う?

ここで、一度立ち止まろう。実は別の選択肢がある。効果的で素早いこのやり方は、大型スーパーなども野菜を復活させるのに用いるという。しおれた葉物野菜を15分で蘇らせる方法をご紹介。

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なぜ葉物野菜はしおれるの?

葉物野菜が親元の植物に付いている間は、絶えず水分が供給されている。その供給が途絶えると、徐々に脱水が進み、生き生きとした見た目を保つためのハリが失われ、ついにはしおれて悲しげな姿になってしまう。これをふまえると、葉物野菜を元気にする秘訣は明白。つまり、細胞に水分を補給する必要がある。

ほとんどの人は、葉物野菜を冷たい水に浸すことで水を与えようとする。この方法でも植物の細胞に再度水分を補給できるけれど、最大1時間もの時間がかかることもある。そこで、より素早く行うには水温が大事なポイントになる。

Taylor Ann Spencer

その答えはお湯

しおれた葉物野菜をもっとも素早く、もっとも効率的に元気にする方法は、お湯に浸すこと。この方法は冷水と同じ効果をもたらすけれど、より早く水分を供給できる。というのも、高い温度が植物の細胞を開き、より早く水分を吸収させるから。その結果、15分以内に元気な葉物野菜を取り戻すことができる。

Taylor Ann Spencer

お湯を使う方法のヒント

原理はとてもシンプルなので、特別なコツはないけれど、初めて試すなら以下の点に注意しよう。

・熱すぎないお湯を使う

「お湯」といっても「沸騰直前」のお湯ではない。最適な結果を得るには、水温を45度から60度程度に保つこと。この範囲内で水温が高いほど、処理時間は短くなる。
・レタス以外もOK
この方法はサラダ野菜以外にも有効。アスパラガス、インゲン豆、にんじんにもお試しあれ。
・しおれる前も有効
お湯に浸す方法は生鮮野菜の保存期間を延ばす予防策としても使用可能。大型スーパーでは、何十年も前から実践されているという。
・すぐに使う場合は冷水に移す
夕食に温かいレタスのサラダは避けたい。葉物野菜が元に戻ったら、すぐに氷水に移して数分冷やす。その後は使用する前に水切り機で回転させる、またはキッチンペーパーなどで軽く叩いて水気を取る。

translation : Yumi Kawamura photo : Getty Images

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