本日公開！『エディントンへようこそ』ヒグチユウコ＆大島依提亜が手掛けた“ジョーの選挙ポスター”

ホアキン・フェニックスを主演に、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結し、アリ・アスターが監督を務める『エディントンへようこそ』が本日12月12日より公開となる。このたび、画家のヒグチユウコとグラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛けた“ジョーの選挙ポスター”が解禁された。

【写真を見る】『エディントンへようこそ』でアリ・アスター作品に初参加となったペドロ・パスカル

物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活のなか、住民たちの不安は募り不満は爆発寸前。保安官ジョー(フェニックス)は、IT企業誘致で町を救おうとする野心家の市長テッド(パスカル)とマスクをするしないの小競り合いから対立し、「俺が市長になる！」と突如市長選に立候補する。ジョーとテッドのいさかいの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じころ、ジョーの妻ルイーズ(ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。

本年度のカンヌ国際映画祭でコンペティション部門に招待され世界中で話題沸騰の本作。主演を務めるのは、『ジョーカー』(19)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。前作『ボーはおそれている』(24)に続くアスターとのタッグとなる。共演は、今夏全世界で大ヒットした『ファンタスティック4：ファースト・ステップ』(25)で話題を呼んだペドロ・パスカルや、『ラ・ラ・ランド』(17)、『哀れなるものたち』(24)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのほか、『エルヴィス』(22)でゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したオースティン・バトラー。さらにゴールデン・グローブ賞受賞の大ヒットドラマ「イエローストーン」シリーズのルーク・グライムス、トニー賞受賞のディードル・オコンネル、『ブルー・ストーリー』(19)で英国アカデミー賞EEライジング・スター賞受賞のマイケル・ウォードら実力派が顔をそろえた。

このたび解禁されたのは、ヒグチユウコと大島依提亜が手掛けた“ジョーの選挙ポスター”。自信たっぷりに選挙戦へ挑むジョーの姿を捉えたこのビジュアルは、『ミッドサマー』(19)、『ボーはおそれている』の公式ポスターも手掛けた2人のコラボによるもの。日本限定のスペシャルデザインとなっている。

エディントンの選挙戦は、疑いと論争と憤怒が渦を巻き、暴力が暴力を呼び、批判と陰謀が真実を覆い尽くしていく。誰も予想できない破滅の淵へと突き進んでいく“炎上スリラー”を、ぜひ劇場で味わってほしい。

文/サンクレイオ翼