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ブレンダン・フレイザー&HIKARI監督が『レンタル・ファミリー』のテーマを明かす特別映像

  • 2025.12.12

『ザ・ホエール』(22)で第95回アカデミー賞主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザー主演作『レンタル・ファミリー』が2026年2月27日(金)に公開される。このたび、フレイザーとHIKARI監督の特別インタビュー映像が公開。さらに、村田涼平による描き下ろしイラストビジュアルも解禁された。

【写真を見る】ムビチケ前売券(カード)の特典には、オリジナルイラストポストカード3枚セット

【写真を見る】ムビチケ前売券(カード)の特典には、オリジナルイラストポストカード3枚セット [c]2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
【写真を見る】ムビチケ前売券(カード)の特典には、オリジナルイラストポストカード3枚セット [c]2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』(19)でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集め、「BEEF/ビーフ」、「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきた、アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。第50回トロント国際映画祭では、いま最も注目されるクリエイターに贈られるEmerging Talent Awardも受賞し、名実共に世界が注目する映画監督に名を連ねたHIKARI監督が、長編2作目にしてサーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を世界に送りだす。共演には、エミー賞ノミネート俳優の平岳大、山本真理、新鋭のゴーマン シャノン 眞陽、柄本明らが名を連ねる。

今回、フレイザーとHIKARI監督のインタビューを収録した特別映像が公開。映像の冒頭では、フレイザーが「東京ではなんでも借りられる。家族代行も例外じゃない」と語り、彼が演じるフィリップが“レンタル新郎”として結婚式に参列する本編シーンが映しだされる。HIKARI監督は、“レンタル家族”というサービスについて「大都会の東京で孤独を感じたら、友人や両親や兄弟や恋人などレンタルすることができる」と説明。これに続けてフレイザーは「常識では理解しにくい関係だが、偏見を取り払って眺めてみると深い意味が見えてくる」と語り、サービスが抱える複雑さと奥行きを示唆する。

本作の主人公はアメリカ人男性。フィリップは長年日本で暮らす売れない俳優で、ある日「レンタル・ファミリー」会社にスカウトされることから物語は動きだす。映像の後半では、“外国人の父親”役として親子関係を築くこととなる美亜(ゴーマン シャノン)や、かつての大物俳優、喜久雄(柄本)との出会いが、フィリップの運命を大きく変えることとなる。フレイザーは「異国の地で生きる主人公が、やっと居場所を見つける物語」と語り、監督は「フィリップは無意識に人との絆を求めていた。あらゆる出会いが彼の人生を彩っていく」と主人公の心情を読み解く。映像の最後では、本作について「家族の意味や、自分にとって大切な人は誰かを考えさせてくれる物語だ」とフレイザーがメッセージを送っている。

さらに、本日12月12日(金)よりムビチケ前売券の発売が開始に。ムビチケ前売券(カード)の特典には、オリジナルイラストポストカード3枚セットが付属する。本ビジュアルを手掛けたのは京都在住の絵師、村田涼平。日本の伝統的な技法と現代的なタッチを融合させた独特の画風で、本作の世界観を象徴する描き下ろし作品となっている。主人公フィリップが旅する日本各地の情景や、彼が出会う人々の交流を温かく、かつ印象的に描きだした。村田による繊細な筆致と豊かな色彩が際立つ本特典は、映画で描かれる「家族」の多様性、そして日本という舞台の魅力を余すことなく伝える、ファン垂涎の記念アイテムとなっている。

フレイザー演じるフィリップは、“レンタル家族”として他人の人生のなかで“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。彼がそこで見つける、生きる喜びをぜひ劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ

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