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「実習中に患者さんと付き合ってるの?」デマで叱責!?「なんで私が!?」そこから始まった壮絶な義母とのバトル【作者に聞く】

  • 2025.12.11
患者さんと付き合ってる!?そんなデマ、誰が流したの?
患者さんと付き合ってる!?そんなデマ、誰が流したの?

これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、ドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」。毎日が発見ネットでの連載が2023年にコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「こんなお姑さんいるなんてビックリ」「漫画化でさらに義母と夫の酷さにリアル感が出てヤバイ」「先が気になって読み進めてしまった」などさまざまな感想が投稿されており、続編の刊行を期待する声も多い。

実は、そんな人気作の内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験だというから驚きだ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんと、迫力ある作画で本作の魅力をさらに引き出している、漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)先生のお2人に話を伺った。

原作者かづ×漫画家赤星たみこが語る創作の裏側

師長に「(秋彦さんと)付き合ってるの?」と聞かれ、デマが流れていることを知ったかづ
師長に「(秋彦さんと)付き合ってるの?」と聞かれ、デマが流れていることを知ったかづ
勝手に流されたデマでなぜか怒られる羽目に…!
勝手に流されたデマでなぜか怒られる羽目に…!
かづは、付き合ってると言われた相手、秋彦に文句を言いに行ったが…思わぬ事態に!!
かづは、付き合ってると言われた相手、秋彦に文句を言いに行ったが…思わぬ事態に!!

漫画「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」は、原作者かづさんの実体験をベースにした衝撃のストーリーに赤星たみこ先生が作画を担当している人気コミック。義母の強烈なキャラクターと理不尽さが話題を呼んでいる。病院実習で出会った入院患者の秋彦は、のちに夫となる存在だが、当時はただの患者であり恋愛感情など一切なかったという。しかし、院内では突然「かづと秋彦が付き合っているらしい」というデマが広がっていた。

原作を書いたかづさんは、作画を担当する赤星たみこ先生に義父母の写真を資料として渡していたとはいえ赤星先生の人物描写力に「もう本当に赤星先生が当時、その場で見ていたかのように描いてくださって感動しているんです」と驚きを隠さなかった。それに対して赤星先生は「同じ80年代を生きてきた者として、かづさんの文章から義母の性格を割り出想し像しながら描いていきました。その想像がぴったりはまったのだと思います」と語る。その背景には、キャラクターを作る際に祖父母の代までさかのぼって家族構成や流行、世代背景を調べるという徹底した姿勢があった。人物に説得力を持たせるために、こうした細部の設定が欠かせないのだという。さらに、現在はフルデジタルで制作を行っている赤星先生、「デジタルはとにかく修正が楽、背景を描くのが楽、作品を編集部に送るのも楽なので、もうアナログに戻ることはないと思います。ベタ塗も一瞬でできるので、仕事がスピードアップしました」と教えてくれた。

読者からは「本当にこんな義母いるの!?」という驚きの声が多く届き、現代の嫁姑問題に一石を投じるリアルなドキュメントとなっている。

取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

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