アリアナ・グランデ、亡き元恋人マック・ミラーへの感謝を語る「音楽性を見つけられたのは彼のおかげ」

2018年に26歳の若さで亡くなったミュージシャンのマック・ミラー。元恋人のアリアナ・グランデが彼について語った。マックが亡くなって7年になるが、アリアナが公の場所でマックに言及することは珍しいこと。

雑誌『ハリウッドリポーター』のポッドキャストの公開収録として行われたチャップマン大学のマスタークラスに出演したアリアナ。「ポップスとR&Bを融合させる」ことを勧めてくれたのはマックだったと発言した。「そのことにとても感謝している」とも。アリアナはデビューアルバム『Yours Truly』に収録されている「The Way」でマックとタッグを組んでいる。「そのことが、アルバムに彼に参加してもらった理由の1つでもある。彼はあの曲にぴったりだったし、私が自分の音楽性を見つけられたのも彼のおかげだと思ったから」と話している。

2016年に交際をオープンにしたアリアナとマック。2018年4月に破局、それから5か月後にマックは薬物とアルコールの過剰摂取で亡くなった。亡くなった翌年、アリアナはあるインタビューで「本当にすべてを飲み込むようなものだった」とマックの早すぎる死について語った。「私たちの関係が完璧だったわけではないけれど、彼は史上最高の人だった。内に抱えていた悪魔に苦しむべき人ではなかった。長い間、私が接着剤の役目を果たしてきたけれど、次第にそれが薄れていってしまうのを感じた。彼の破片が漂い始めてしまった」。

その後ポップスとR＆Bを融合させた独自の世界を確立し、歌姫として輝き続けているアリアナ。マックの存在は、アリアナのサウンドの中に生き続けているといえそう。