トレンドアウターを分析！ タイプ別で選ぶ最新アウター図鑑【マントコート・ケープ編】

マントコートがトレンドに回帰！ エレガントかつクラシカルでありながら、現代的なリラックス感も合わせ持つ優秀マントが今季豊作です。暖冬の影響もあり、軽やかに着こなせるシルエット、レイヤード調整のしやすさも人気の理由。各メゾンから多彩な新作が登場しているので、ぜひチェックしてみてください。

【STYLIST RECOMMEND】
今シーズンはハイブランドでの展開も多く、ミニマルなものから進化系まで、デザインも多様化。厚着をしても上からさらっと羽織りやすく、動きやすさも考慮されており、使い勝手の良さも指名される理由のひとつです。
また、襟付きのテーラードデザインなど、きちんと感のあるデザインも多数。オン・オフ、シーンに合わせて楽しめます。
ミニスカート＆ロングブーツとの組み合わせが素敵。リラックス感のあるシンプルなタイプなら、スウェットなど、カジュアルなスタイリングもおすすめ。

1.フェンディのアシメトリーマントコート

包み込むような優雅なシルエットが美しいマントコート。アシンメトリーなフロントに、リズミカルに並ぶくるみボタンがアクセントになっています。襟元や裾からのぞく、「FF」ロゴのライニングもリッチな表情をプラス。

▽SIDE

前に下がるシルエットがスタイリッシュ。ショールをさっと羽織るような感覚で、ラフに着こなしてもおしゃれに決まります。

▽BACK

後ろはすっきりとしたショート丈。コンパクトなトップスからドレスまで、バランスよく着こなせるので、幅広いシーンでの着回しが可能。

コート￥473,000（フェンディ／フェンディ ジャパン tel. 0120-001-829）

2.グッチのシルクウールケープ

ダークグレーのシルクウールで仕立てたケープ。ミニマル＆エレガントな佇まいに、象徴的な“ホースビット”ディテールがクラシカルに映えます。内側のシルクウールにあしらったGGパターンもおしゃれ心をくすぐります。

▽SIDE

無駄な装飾のないすっきりとしたデザインで凛とした印象に。着用すると、ほどよく優雅な広がりを見せます。

▽BACK

バックスタイルも潔くミニマルに。生地の上質感が際立ちます。

コート￥495,000（グッチ／グッチ クライアントサービス tel.0120-99-2177）

3.フェラガモの個性派ケープコート

ケープとロングコートがドッキングしたかのようなユニークなデザイン。腕はサイドのスリットから出しても、袖に通してもOK。マフラーのようにも見える首元のディテールはボリューム感のあるデザインで、小顔効果も期待できます。

▽SIDE

たっぷりと余裕のあるシルエットが大人のエフォートレス感を醸して。ヘリンボーン生地のしなやかな落ち感も美しい一着。

▽BACK

首元のディテールが後ろ姿も印象的に。ゆったりとしながらも、センターベント入りで足さばきもよく、厚みのあるボトムスを合わせてもストレスレス。

コート￥495,000（フェラガモ／フェラガモ･ジャパン tel.0120-202-170）

4.マックスマーラのテーラードケープ

ダブルボタン、ピークドラペルで端正な表情に仕上げたケープ。Aラインに広がるシルエットが華やかで、さっとまとうだけで着こなしがドラマティックに。こっくりと温かみのあるキャメルカラーが冬の装いに最適。

▽SIDE

ほどよくかっちりとしたショルダーラインも美しい。ミニマルなデザインだからこそ、歩くたびに優雅に広がるシルエットに魅せられて。

▽BACK

キャメルウールの上質感や温かみが伝わるシンプルなバックスタイル。

コート［表参道店限定アイテム］￥446,600（マックスマーラ／マックスマーラ ジャパン tel.0120-030-535）

5.マイケル・コースのゆったりケープ

軽やかなダブルフェイスのウール素材、身体にやさしくフィットするゆるやかなシルエット。カーディガンのようにさらりと着こなせるケープは、存在感のあるチェーンの留め具がスタイリッシュなアクセントとして映えます。

▽SIDE

サイドはオープンになったデザイン。厚みのあるニットもストレスなく着こなせます。

▽BACK

ショルダーから落ちるラインが、後ろ姿もやさしい佇まいに。たゆたう袖や裾がエフォートレスな余裕を醸しています。

コート￥74,800（マイケル マイケル・コース／マイケル・コース カスタマーサービス tel.03-5772-4611）

※この記事は2025年12月10日時点のものです。