1. トップ
  2. 「結婚なんて考えていなかったのに」軽い気持ちで付き合っていたが父に会わせたら結婚前提になっちゃった!?【作者に聞く】

「結婚なんて考えていなかったのに」軽い気持ちで付き合っていたが父に会わせたら結婚前提になっちゃった!?【作者に聞く】

  • 2025.12.10
彼とアッシーやメッシーみたいな軽い気持ちで付き合っていたらとんでもないことに!? 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
彼とアッシーやメッシーみたいな軽い気持ちで付き合っていたらとんでもないことに!? 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、ドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」。毎日が発見ネットでの連載が2023年にコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「こんなお姑さんいるなんてビックリ」「漫画化でさらに義母と夫の酷さにリアル感が出てヤバイ」「先が気になって読み進めてしまった」などさまざまな感想が投稿されており、続編の刊行を期待する声も多い。実は、そんな人気作の内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験だというから驚きだ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんと、迫力ある作画で本作の魅力をさらに引き出している、漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)先生のお2人に話を伺った。

令和にはない80年代独特の空気感

19歳のかづがデートをするようになったのは30歳の社会人!軽い付き合いのつもりが…!? 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
19歳のかづがデートをするようになったのは30歳の社会人!軽い付き合いのつもりが…!? 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
ひょんなことから秋彦が実家に!!でも、それだけでは終わらなくて… 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
ひょんなことから秋彦が実家に!!でも、それだけでは終わらなくて… 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
ただ、あいさつに来ただけなのになぜか話は結婚の方向に!! 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
ただ、あいさつに来ただけなのになぜか話は結婚の方向に!! 画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

本作「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」は、原作者であるかづさんの実話を元に赤星たみこ先生が漫画を担当している。

80年代、実際に起きた出来事が描かれた本作。かづさんは「『アッシー、メッシー、貢くん』は、よくテレビや雑誌で見聞きしていましたね」と当時はごく普通の認識だったと語る。「夜遅くなったときに車で迎えに来てくれて家まで送ってくれるだけの人や、ただご飯を食べに連れて行ってくれるだけの人に、アクセサリーをプレゼントしてくれる人が何人かいました」とかづさん自身もボーイフレンドが多かったようだ。さらに、令和では男女共に割り勘が普通になりつつあるが、「友達のなかにも『ご飯だけの人・遊びに行くだけの人』ってボーイフレンドがいる人もいました。『お金は男が出す』のが普通でしたからね」と当時を振り返る。

また、赤星先生は「当時は『女はクリスマスケーキと同じ。24歳までに売れないとダメで、25歳過ぎると売れ残り』という考えがまことしやかに流布していました」と冗談半分でありながらも「最低でも20代のうちに結婚しないと焦る人が多かったです。結婚に関する焦りは、今よりも強かったと思います」と実体験に基づくエピソードを語ってくれた。「上司の言うことは絶対、新人が反論するのは許されないという時代の雰囲気もありました。親の言うことに反論しづらい、というのも地方ではよくあったことだと思います」と話す赤星先生。年齢が上の人には逆らえない雰囲気は令和より強かったようだ。

令和とは随分空気の違う80年代を感じられる本作、ぜひ読んでみて。

取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)

元記事で読む
の記事をもっとみる