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野球での挫折→引きこもり生活から役者の道へ「僕の人生が動き出した」映画『栄光のバックホーム』主演俳優、人生を変えた“出会い”を語る

  • 2025.12.10
俳優 松⾕鷹也
ABEMA TIMES

俳優の松⾕鷹也が、12月9日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)に出演。プロ野球選手を目指し活躍していた大学時代に怪我で挫折。実家での引きこもり生活から役者の道へ、人生を変えてくれた出会いについて語った。

【映像】人生を変えてくれた監督

28歳で亡くなった元阪神タイガース・横田慎太郎選手を題材にした映画『栄光のバックホーム』で、主役の横田選手を演じる松⾕鷹也。元プロ野球選手の父を持ち、自身もプロを目指して「記憶がない頃からずっと野球をやってた」というほどの生粋の野球少年だった。

高校時代は福島県代表高のピッチャーとして、大谷翔平とも対戦した経験もある。その後は東日本大震災で被災し、苦労をしながらも推薦で大学まで進んだものの、半年ほどで肩を傷めてしまい挫折。「野球しかやってこなかったから、これから何をしていいかわからない」状態だったと話し、野球も大学も辞めて「実家に戻って、引きこもってました」と当時を回想した。

俳優 松⾕鷹也
ABEMA TIMES

そんな時、兄から勧められた『仮面ライダー』をみて夢中になり「仮面ライダーになりたい」と思った松谷。「単純ですよね」と照れ笑いしつつも「ずっと野球選手になるのが目標だったんですけど、夢破れて…もう1回新しくやりたいことが見つかった」と真剣な表情で役者を目指すことになったきっかけを語った。

その後、通い始めた演技のワークショップで映画『栄光のバックホーム』でメガホンをとる秋山純監督と出会う。『只野仁シリーズ』を手掛けた秋山監督の「芸能には裏も表もないという考え」により裏方を一から勉強することができたのだと話す。

当時の経験を「制作進行と言う形でずっとやらせていただきながら、ベテランのキャストさんのお芝居を間近でみることができて、とても勉強になりました」と振り返り「秋山監督に出会って、僕の人生が動き出した」と感謝を口にした。

なかでも、佐藤浩市や高橋克典、尾野真千子、平泉成らの名を挙げて「お芝居に向かう、現場での佇まいだったりとかスタッフさんへの気配りだったりとか、そういう表には見えないところを色々勉強させていただきながら…」と話すと、黒柳は「そういうところ、みんな見てるのね、嫌だわね」と笑い、松谷も「いやいやそんなことないです」と困惑しつつも笑顔で返し、ほのぼのとした雰囲気に包まれた。
(『徹子の部屋』より)

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