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植物の力で不調をメンテナンス ドイツで人気の 「フィトセラピー」サプリ3選

  • 2016.6.8
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フィトテラピー (Phytotherapie「植物療法」)をご存知ですか? 薬用植物の成分を病気の予防や治療に用いることで、ここドイツはその先進国といわれています。今回はドイツで販売されている代表的なものをご紹介しましょう。

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■ヨハネスクラウト

ヨハネスクラウトは、日本語でセイヨウオトギリソウ、英語ではセント・ジョンズ・ワートの名でも知られています。ドイツでは、長期服用しなければならないという理由で抗うつ剤をなかなか処方してもらえないので、こちらで代用する人が多いようです。

サプリ、お茶など、ドラッグストアでいろいろな種類を扱っています。私が試した感じでは、ものすごく気分の落ちたときに「少し浮かび上がる感じがする」というものでした。

■バルドリアン

常習性があるという理由で抗うつ剤以上に手に入らないのが睡眠薬。代用として人気があるのが、セイヨウカノコソウ(バルドリアン)を含むサプリ類です。

こちらもドラッグストアや薬局でさまざまな種類が手に入ります。ホップのエキスと混ぜたものなどは、睡眠導入剤としての効果が高いようです。

ただ、気分が高揚して余計に目が覚めてしまう、という人もまれにいるようです。

■ラベンダー

ラベンダーにリラックス効果があるのは皆さんもご存知ですよね。最近ドイツで話題になっているのが、ほぼラベンダーオイルのみで作られている、「Lasea」というサプリ。対ストレス作用・安眠効果などで人気があるようです。ドラッグストアでは売っていませんが、一般の薬局で処方箋なしで入手可能です。

私が試した感じでは、特に寝つきが良くなるといった感じはしませんでしたが、げっぷをしたときに口中にほんのりとラベンダーの香りが漂って、いい感じでした。

ご紹介したハーブ系サプリは、薬局やドラッグストアで処方箋なしで手に入るものばかり。ですが、説明書をよく読んで、くれぐれも責任と節度ある服用をしてください。妊娠中や持病などにより服用できない場合もあります。不安がある場合は、薬剤師や医師に相談をしてみましょう。

(モーゲンスタン陽子)

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