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【漫画】「あんたには何もない」七五三で親戚から“差別的な扱い”を受けた次女 見かねた祖母がそっとかけた“一言”に「泣けた」

  • 2025.12.10

イラストレーターの詠さんの漫画「人を信じたい」がインスタグラムで3万4000以上の「いいね」を集めて話題となっています。

七五三のお祝いの日を迎えた姉妹。親戚のおばさんからあからさまに長女と違う扱いを受け、「みんな自分のことをよく思っていない」と次女が泣いていると、祖母が…という内容で、読者からは「すてきなおばあさまですね」「泣けました」「私もおばあちゃんに会いたくなった」などの声が上がっています。

幼い心の傷を祖母の言葉がそっと癒す

漫画「人を信じたい」のカット(詠さん提供)
漫画「人を信じたい」のカット(詠さん提供)

詠さんは、インスタグラムで作品を発表しています。詠さんに作品について話を聞きました。

Q.今回、漫画「人を信じたい」を描いたきっかけを教えてください。

詠さん「普段フォロワーさんからのご相談をいただく中で、私と同じような経験をした方々がたくさんいることを知りました。私が祖母にもらった言葉を、他の方々にもお守りのように受け取ってほしいと思ったからです」

Q.おばあさまから声を掛けてもらったとき、どのように思いましたか。

詠さん「子どもなりに、『自分がよく思われていない』と感じていました。私からそれを察してくれた祖母に対して、うれしさと安心した気持ちが大きかったです」

Q.詠さんにとって、おばあさまはどのような存在でしたか。

詠さん「自己肯定感が低いまま育ってしまった中で、最初から最後まで、私の存在を丸ごと認めてもらえる唯一の存在でした」

Q.おばあさまの存在があったことで、人を信じられるようになったと思いますか。

詠さん「基本的には『人を信じたい』と思っています。ただそれ以上に、この言葉が薄れてしまうような経験をこの後も何度も重ね、『信じたいけれど、信じるのが怖い』というのが正直な気持ちです。でもだからこそ、同じような経験がある人や自分へ対して、もう一度言葉をかみしめるように漫画を描き、発信しているのだと思います」

Q.「人を信じる」ことについて、詠さんが伝えたいのはどのようなことでしょうか。

詠さん「優しい人ほど、裏切られても自分を責めていたり、『何かが足りなかったのかもしれない』と無理やり意味をつけて納得しようとしたりしてしまうところがあると思います。『出来事と自分の価値についての境界線が必要』ということを、忘れないでほしいです」

Q.漫画「人を信じたい」について、どのようなコメントが寄せられていますか。

詠さん「『ああ…泣けた』『おばあさま、すてき!』というこのエピソードへの感想や、『私も同じような経験があります』『祖父母に会いたくなった』などのコメントをいただきました」

オトナンサー編集部

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