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塗り方を間違えると効果ダウン ハンドクリームの正しい使い方

  • 2014.10.15
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手や指は日頃もっとも他人の目に触れる場所。いくらメイクが完璧でも手がガサガサだと魅力も半減してしまいます。

乾燥するこれからの季節、ハンドクリームは手放せない! という人も多いはず。でも、塗り方を間違えるとクリームの成分をきちんと浸透させることはできません。指先までうるおいをキープするために、正しいハンドクリームの塗り方をマスターしておきましょう。

■まずは手を温める

常に外気にさらされている手は冷えやすいもの。特に女性は「いつも手や指が冷たい」と感じる人も多いかもしれません。

冷えた肌にそのままクリームを塗っても、美容成分をしっかりと浸透させることができません。ハンドクリームを塗る前には、両手を軽くこすりあわせて手を温めておきましょう。中でも手の甲は冷えやすいので、反対側の手のひらで包むようにして温めます。

■ハンドクリームを塗る前に保湿ケアを

顔にクリームを塗る前には、化粧水でスキンケアをしますよね。手もそれと同じ。ハンドクリームの前には、化粧水を使って保湿ケアをしましょう。

化粧水は、普段使用しているものでOKです。量を気にせず使いたい場合は、ハンドケア用にリーズナブルな価格の化粧水を用意するとよいでしょう。

特に水に触れた後などは、手はとても乾燥しやすくなっています。手を洗ったあとは水気を拭いてから化粧水をプラス。その上からクリームを塗れば、手全体がしっとりと仕上がり、うるおいもアップするはずです。

■乾燥しやすい手の甲を中心に

ハンドクリームの量はサクランボ大程度、チューブから出すなら3~4cmを目安にしましょう。まず手のひらにクリームをのせ、両手で伸ばしていきます。こうすることでクリームが温まり、肌に浸透しやすくなる効果も。

塗る時は乾燥しやすい手の甲を重点的に。手のひらで手の甲を包み込むようにして、全体にしっかりとなじませます。このとき、ゴシゴシと強くこすると、肌を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。

手にクリームが行きわたったら指の間も忘れずに。両手の指を組み合わせて動かし、すみずみまでしっかりとクリームを伸ばします。

■血行をアップする指先マッサージ

ハンドクリームを塗るときに指先のマッサージをプラスすると、血行アップに効果的です。手の肌色を明るくするほか、全身を温める効果も期待できますよ。

まず、親指と人差し指で反対側の手の指を一本ずつもみほぐし、指先をつまんで少し勢いをつけて離します。10本すべての指が終わったら、今度は指と指の間を「気持ちいい」と感じるくらいの強さで順番に押していきます。

手のコリもほぐれ、リラックス効果もバツグンです。マッサージをするときには、爪を立てないように注意してくださいね。

手のうるおいを守るにはこまめなケアが大切です。1日5回くらいを目安に、手を洗ったときなどはその都度ハンドクリームを塗るようにしましょう。

(加藤 朋実)

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