マ・ドンソク×イ・ジヌク×BLACKPINKリサによる強烈なアクション！アクションブロックバスター『タイゴ』製作決定

世界的なエンターテインメントサービスNetflixが、マ・ドンソク、イ・ジヌク、BLACKPINKのリサが共演するアクションブロックバスター『タイゴ』の製作を発表した。

【写真を見る】マ・ドンソクが傭兵タイゴ役でまたもや韓国アクションの精髄を見せる

本作は戦争孤児として育った傭兵タイゴが、重大なミッションを遂行していた際に家族のように思っていたリアが犯罪組織に拉致されたことにより、命を賭けた救出ミッションに乗り出すアクション映画だ。クリス・ヘムズワースによる躍動感あふれるリアルなアクションで世界を席巻したアクション映画シリーズ「タイラー・レイク －命の奪還－」と世界観を共有する作品であると同時に、同じ世界観のなかで新しいキャラクターであるタイゴと彼の仲間、そして彼らを脅かす犯罪組織の物語が展開していく。

戦争地域でひたすら生存のための人生を生きてきたタイゴは、韓国のみならずグローバルな人気を持つマ•ドンソクが演じる。代名詞となった「犯罪都市」シリーズにはじまり、ハリウッドデビュー作『エターナルズ』(21)などジャンルとキャラクターを行き来する多彩な魅力だけでなく、製作者としての活躍まで兼ねてマルチテイナーとして位置づけられた彼が傭兵のタイゴを通じてどんな新しい姿を披露するか期待が寄せられている。

さらにイ・ジヌクが、タイゴに対抗する犯罪組織のアルマン・チェ役を演じ、キャリアをアップデートしたキャラで変身した姿を見せる。Netflix「イカゲーム」「Sweet Home －俺と世界の絶望－」シリーズなど、これまでも多彩な演技を見せてきたイ・ジヌクは、マ・ドンソクと緊張感あふれる対決を繰り広げる。

最後に、グローバルガールズグループBLACKPINKとして活動し、世界的なシンドロームを起こしたK-POPスターのリサ(ラリサ・マノバン)が、タイゴの友人であり、一緒にミッションを遂行するチームメンバーであるリア役に扮する。リアは命が危ない幼い頃を一緒に過ごしたタイゴの家族のような存在で、一緒にミッションを遂行している間に危険に陥ってしまう。 アメリカを舞台にした風刺ブラックコメディ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」シーズン3で印象深い演技を披露したリサにとって、『タイゴ』は初の韓国作品。またアクションにも挑戦するということで、どんな新しい姿を見せるかに熱視線が注がれている。

アクションブロックバスターの圧倒的なスケールを盛り込む『タイゴ』は、韓国映画シリーズで初めて“トリプル1000万観客”を達成したシリーズ2作目『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22)と3作目『犯罪都市 NO WAY OUT』(23)を演出したイ・サンヨン監督がメガホンを取り、韓国映画のレジェンドアクション場面を誕生させたアクションマスターのホ・ミョンヘン武術監督が参加。制作には、こうして自身の代表作の心強い盟友たちを得たマ・ドンソクが参加。さらに彼が代表を務める映画制作会社ビッグパンチピクチャーズに加え、数多くのヒット作を手がけた大手制作会社AGBO、そしてノバフィルムとB&Cグループが共同制作会社として名を連ねた。

マ・ドンソクはAGBOと数年間準備してきた『タイゴ』がいよいよ始まる喜びを語ると共に、「本作は『タイラー・レイク －命の奪還－』のグローバルユニバースに韓国オリジナルの要素を加えようと考えていて、全世界の視聴者の方々にこの爆発的なエネルギーを披露する日を期待してます」と視聴者の好奇心を刺激した。

「タイラー・レイク －命の奪還－」シリーズのファンだというイ・ジヌクは「世界観を共にすることになったこの作品は私にとって大きな光栄です」と感無量のコメント。「特に大好きなマ・ドンソクさん、リサさんと共演できて、さらにわくわくしていますし感謝の気持ちでいっぱいです。良い作品を完成させて期待にお応えできるよう最善を尽くします」と意気込んだ。

リサは「今回の作品に参加できて心より光栄ですし、このように立派な俳優の方々と一緒に呼吸を合わせる機会に感謝します。 アクション映画に出演するのは私の長年の夢でしたが、初の映画デビュー作としてこんなにすばらしい作品に出演できてうれしいです」と、念願のアクション映画デビューに感激している様子だった。

文／荒井 南