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クロエ・ジャオ監督最新作『ハムネット』ゴールデングローブ賞6部門ノミネート&2026年4月日本公開決定

  • 2025.12.9

クロエ・ジャオが監督を務め、スティーブン・スピルバーグ、サム・メンデスが製作を手がける『ハムネット』が第83回ゴールデン・グローブ賞6部門ノミネート。あわせて、日本では2026年4月10日(金)に公開されることが決定した。

【写真を見る】「Kodansha Studio」の設立発表会見に出席したクロエ・ジャオ

本作は『ノマドランド』(20)で、第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞したジャオの監督最新作。2020年に発表され、英⼥性⼩説賞、全⽶批評家協会賞を受賞したマギー・オファーレルの同名小説が原作。舞台は16世紀イギリスの⼩さな村。森を愛し、薬草の知識に優れ、不思議な⼒を宿したアグネス・シェイクスピアと、劇作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そしてその3⼈の⼦どもたちが描かれる。ロンドンで単⾝、劇作家として働く夫を尊重し、⽗親不在のなかで⼦どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき⼀家に⼤きな不幸が降りかかる。

アグネスを演じるのは『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(22)のジェシー・バックリー、ウィリアムを演じるのは『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(24)のポール・メスカル。その他、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンなど実⼒派たちが脇を固める。

第50回トロント国際映画祭で観客賞(最⾼賞)を受賞している本作。ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部⾨)に加えて、ジャオが監督賞に、そしてバックリーが主演⼥優賞(ドラマ部⾨)、メスカルが助演男優賞(ドラマ部⾨)、またジャオとマギー・オファーレルが脚本賞、マックス・リヒターが作曲賞にノミネートされている。

第83回ゴールデン・グローブ賞の受賞発表は、日本時間2026年1月12日(月)となっている。アカデミー賞の前哨戦ともいわれている同賞の発表もお見逃しなく!

文/スズキヒロシ

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