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掃除のプロ直伝【リビングの疲れない大掃除】壁・窓の汚れを簡単に落とすワザとは?

  • 2025.12.9

掃除のプロ直伝【リビングの疲れない大掃除】壁・窓の汚れを簡単に落とすワザとは?

「令和の掃除は、疲れない、汚れないが基本です」と話すのは、長年掃除業界に携わる掃除のプロ、お掃除職人きよきよさん。今回は壁、窓などを疲れずに掃除するコツを教えていただきました。

ユーチューバー
お掃除職人きよきよさん

おそうじしょくにん・きよきよ●ハウスクリーニングやビルの清掃など、さまざまな場所の掃除を長年行ってきた掃除のプロ。
フォロワー35.2万人のYouTubeで紹介する掃除の技は、簡単で効果が高いとプロからも支持を集めている。
著書に『やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる!』(SBクリエイティブ)他。

【リビング】の疲れない大掃除のコツ

脚立が必要不可欠な壁の掃除。「そんな負担の大きな掃除こそ、便利な掃除アイテムが効果を発揮します。ぜひ新しい道具を取り入れて」

フローリングワイパーを使えば脚立いらず
パッと見ではわかりづらいが、壁や天井にも実は汚れやほこりは付着している。「ペットのいるご家庭では、壁に毛が付着していることも。フローリングワイパーを使えば、脚立や椅子に乗らなくても手が届き、安全です」

❶掃除は「高いところから低いところへ」が基本。ドライシートを装着したフローリングワイパーで、天井、壁の順に汚れを落とす。

❷ボールペンなどの落書き、こすれ汚れは消しゴムで落ちる場合が。落ちなければ少量の研磨剤をつけたマイクロファイバークロスでやさしくこすり、水ぶきを。

電気スイッチまわり

中性洗剤で黄ばみもベタつきもオフ
スイッチとその周辺は頻繁に触る部分なので、手あかや皮脂がついて汚れがち。「水で濡らして絞ったマイクロファイバークロスに中性洗剤を1滴つけてふけば、汚れが落ちてさっぱり」

洗剤はごくわずかしか使わないので、二度ぶきは不要。心配な場合は水ぶきをしても。

仕上げのアルコールでふきあとなし
窓ガラスの内側には皮脂、外側には排気ガスによる汚れが多くついている。「仕上げに消毒用のアルコールでふくとふきあとが残らず、クリアな窓に。窓がきれいだと、部屋も明るくなりますよ」

アルコールなら筋が残らない
アルコールは揮発性が高く、ふきあとを消す効果あり。「濃度が低いと効果が下がるので、手指消毒用のアルコールがおすすめです」

❶水で濡らして絞ったマイクロファイバークロスに中性洗剤を2〜3滴たらし、窓ガラスの内側をふく。サッシも忘れずに。

❷消毒用アルコールを2回ほど吹きかけ、乾いたマイクロファイバークロスでふく。外側も①と②の工程を行う。

❸水で濡らしたマイクロファイバークロスを2枚用意し、1枚ずつ持って網戸を内側と外側から挟んでふく。クロスは汚れたら内側に折り込み、常にキレイな面を使って。

便利アイテム

ふき掃除は「マイクロファイバークロス」がおすすめ
マイクロファイバークロスは吸水力、速乾性、集塵力に優れ、ふき掃除全般に活躍する万能グッズ。「ほこりを取りたいときは乾ぶき、汚れには水ぶき。水で濡らして絞り、中性洗剤を1~3滴たらせば、油汚れもスッキリ落ちます」

撮影/西山直克

※この記事は「ゆうゆう」2024年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※2024年12月5日に配信した記事を再編集しています。

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