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笑福亭鉄瓶&桂佐ん吉が史上初「繁昌亭大賞」W受賞!佐ん吉が喜楽館AWARD3代目王者にも輝き、受賞ラッシュに喜びと妬みが入り混じる?!

  • 2025.12.9

ABCラジオで水曜深夜0時から放送している「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。」

12月7日(日)に神戸新開地・喜楽館で行われた「喜楽館AWARD2025」決勝にて、桂佐ん吉が3代目王者に輝いた。さらに9日(火)には「第20回繁昌亭大賞」が発表され、笑福亭鉄瓶・桂佐ん吉の2人が史上初の同時受賞という快挙を達成した。

©️ABCラジオ

受賞ラッシュとなった発表直後に収録が行われ、興奮冷めやらぬ2人のリアルな心境が語られた。

冒頭から喜楽館AWARDの話題になり、鉄瓶は開口一番、「俺は、お前が取ったらホンマに喜ぶと思っててん。だから発表の瞬間には『やったー!』って叫ぼうとずっと思っててんけど、やっぱりな…ムカつくねんなぁ。」と妬みを吐露。「(心の中の)小さな本当の自分がぐっと浮いてきたわ。でもそれが正しいなと思った」と喜楽館AWARD優勝という快挙に対し、妬み嫉みと笑いを交えながら複雑な胸の内を明かした。

妬みの裏には、長年の盟友だからこその佐ん吉の舞台への熱量に対する称賛があった。

勝敗を分けたのは「熱量」と「寝転び」

鉄瓶は「米朝一門ですよ。桂米朝師匠の弟子、吉朝師匠の弟子の佐ん吉ですよ。着物は乱すは、立つわ、暴れるわ…最後にはまさか寝ころんだんですよ。すごいなと思ったわ。」と少しイジりを交えながら称賛。想像の域を超えた佐ん吉の熱演に、鉄瓶は「俺はもう絶対に勝たれへんかった」と告白した。

それに対し佐ん吉は「鉄瓶はドキュメンタリー落語もしてるし、繁昌亭も満員にしてる。僕も独演会をしてますけど完売にはなってないんです。そういう意味でも鉄瓶さんに負い目があったんですよ。でもこれでやっとトントンな感じがした」と安堵の表情を見せた。

©️ABCラジオ

止まらない快進撃!史上初の「繁昌亭大賞」ダブル受賞

天満天神繁昌亭を中心に、その年に最も活躍した入門25年以下の上方落語所属の落語家に贈られる「繁昌亭大賞」。第20回となる今年、なんとコロコロラジオの鉄瓶・佐ん吉が史上初のダブル受賞という快挙を成し遂げた。

佐ん吉は受賞できた喜びを語る中で、「僕は正直、コロコロラジオのおかげで取れたと思ってる」と打ち明けた。「落語以外のお仕事でコロコロラジオという番組も始められて。だから他の人よりもひとつ抜きんでたのが評価された結果だと思う。」と番組を通して活動の幅が広がったことへの感謝の気持ちを述べた。

長年の友情、賞レースでのライバル心、そして上方落語への情熱が交錯するコロコロラジオ。二人の快進撃はまだまだ続きそうです。

この番組の仕掛け人の上ノ薗プロデューサーは「この受賞にコロコロラジオが少しでもプラスになったなら嬉しいですね。落語好きな私にとってはリアル ”喜六清八” なんですが、そういう言い方をすると落語を知らない人からしたらマニアック過ぎるので”たりない二人” (若林正恭、山里亮太)、 いや言い過ぎか?笑 どちらにしてもこれからですね。近い将来”最強の二人” と呼ばれるようになって欲しいです」と、発破をかけるようにエールを送った。

受賞の心境が語られた「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。」は12月10日(水)深夜0時から放送。

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