1. トップ
  2. 北村匠海、太田莉菜、山崎紘菜ら称賛のコメント!『エディントンへようこそ』メイキング写真も新たに公開

北村匠海、太田莉菜、山崎紘菜ら称賛のコメント!『エディントンへようこそ』メイキング写真も新たに公開

  • 2025.12.9

ホアキン・フェニックスを主演に、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結するアリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』が12月12日(金)に公開される。このたび、北村匠海、太田莉菜、山崎紘菜ら著名人のコメントが到着。あわせてメイキング写真も解禁となった。

【写真を見る】撮影監督ダリウス・コンジとアスター監督をとらえたメイキング写真も到着

【写真を見る】撮影監督ダリウス・コンジとアスター監督をとらえたメイキング写真も到着 [c]2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.
【写真を見る】撮影監督ダリウス・コンジとアスター監督をとらえたメイキング写真も到着 [c]2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.

物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活のなか、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(パスカル)と“マスクをするしない”の小競りあいから対立し「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていくのだった。

このたび、モデル、俳優の太田莉菜、テレビ東京プロデューサーの大森時生、俳優の北村匠海、ラジオDJのサッシャ、作家の背筋、ラッパーのTaiTan、ジャーナリストの竹田ダニエル、俳優の山崎紘菜ら著名人からのコメントが到着。太田は「私たちがいま生きる世界はまるで映画の中のようだ。誰かに創作された世界を正体不明な神にむけて不確定な信仰心と正義感をもって各々が泳いでいるみたい」とコメント。

北村は「もしかしたら、これまで観たアリ・アスター監督作品のなかで最も心の芯を突いてくる映画だったかもしれません。混沌がこれでもかと押し寄せてきます。その混沌に僕自身も加担している。まさにスクリーンのなかで。そんな錯覚すら起きました。とんでもない映画体験へようこそ」、山崎は「まったく展開が読めず、行き着く先もわからず、物語をただただ彷徨うしかない無力感がたまらない!」と、それぞれの言葉で称賛を送った。

あわせてメイキング写真も解禁。「スター・ウォーズ」初の実写ドラマ「マンダロリアン」でタイトルロールを務めたパスカルが、アスター監督作品に初参戦した姿を捉えたもの、そして陰影の強いスタイリッシュで重厚な画作りで知られる撮影監督ダリウス・コンジとアスター監督の2ショットなど、いずれも撮影中のライブ感に満ちた現場の熱気を伝える内容となっている。

エディントンの選挙戦は、疑いと論争と憤怒が渦を巻き、暴力が暴力を呼び、批判と陰謀が真実を覆い尽くす。その先に待ち受けるものとは?暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”をぜひ劇場で目撃してほしい。

<著名人コメント>

●太田莉菜(モデル・俳優)

「私たちがいま生きる世界はまるで映画の中のようだ。誰かに創作された世界を正体不明な神にむけて不確定な信仰心と正義感をもって各々が泳いでいるみたい。それぞれの信じる正気を保つための耐久レース。対立していく群衆の中で孤独に自分の世界を彷徨うホームレスが印象的だった」

●大森時生(テレビ東京プロデューサー)

「アリ・アスターが“陰謀論”を描く。なんとも心躍る響き!現実に起こった出来事(=コロナ)が、悪夢のようにツイストしていく。これは神話であり、私たちの話であり、現実であり、悪夢だ」

●北村匠海(俳優)

「もしかしたら、これまで観たアリ・アスター監督作品のなかで最も心の芯を突いてくる映画だったかもしれません。混沌がこれでもかと押し寄せてきます。その混沌に僕自身も加担している。まさにスクリーンの中で。そんな錯覚すら起きました。とんでもない映画体験へようこそ」

●サッシャ(ラジオDJ)

「A24がまたしても放つ怪作。舞台はコロナ禍のアメリカ地方都市。そこで浮き彫りになるのは、深く裂けた社会の『分断』。アリ・アスター監督が投げかけるのは、情報があふれる時代に生きる私たちの“姿勢”そのものです。目の前で起きている現実よりも、インターネット上の断片的な情報を優先してしまう現代人。その危うさを、監督は強烈なメッセージとして叩きつけます。もはや後戻りできないこの流れに、監督が鳴らすのは鋭い wake-up call。観終わったあと、私たちの『情報との向きあい方』が試される一本です」

●背筋(作家)

「アリ・アスター監督の作品は、なにかしらの哲学に基づいていて、監督のなかではその筋が通っている。私たちがわからないと思って怖がっているだけなのです。だからこそ誰にも真似ができない、言語化不可能な魅力があるのでしょう」

●TaiTan(ラッパー)

「もはや現実がホラーの想像力を超越した時代に、それでもなおアリ・アスターが描く必然性がありすぎる怪作」

●竹田ダニエル(ジャーナリスト)

「先住民族、陰謀論、人種差別、環境問題、性的加害、SNS、コロナ、汚職政治。まさに今我々の生活を蝕んでいる問題を、アリ・アスター独特の爆発力を持ったフィクションと皮肉を交えて描く。決して『どっちもどっち』という曖昧な主張に傾かず、『アメリカのリアル』を映しだす」

●山崎紘菜(俳優)

「まったく展開が読めず、行き着く先もわからず、物語をただただ彷徨うしかない無力感がたまらない!さすがアリ・アスター監督。小さな町、エディントンでの出来事が怒涛のように降り注ぎ、心を撃ち抜いて、静かに去っていきました」

文/鈴木レイヤ

元記事で読む
の記事をもっとみる