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なんとなくやってない? お玉を入れたまま『ガラス製フタ』で蓋をする危険性

  • 2025.12.12

鍋の蓋がガラス製だと、中の具合がすぐに確認できて便利です。しかし、注意して使用しないとガラスの蓋が割れてしまうことがあります。

本記事では、調理用品などの企画を手がけ、販売大手である和平フレイズ株式会社(以下、和平フレイズ)による『蓋を割らないための使い方』を紹介します。

ガラスの蓋が割れる主な原因とは

和平フレイズでは、ガラス蓋が割れてしまう原因として以下を挙げています。

1.蓋に直火が当たっていた。

2.使用直後に水をかけるなど、急激な温度変化があった。

3.落としたりぶつけたりするなど、外的衝撃を受けた。

4.細かなキズがあった。

5.熱いIHの上に置いた。

続けて、以下のような動作に対して注意喚起しています。

調理中で一番危険な使用方法をご紹介します。『お玉を入れたまま蓋をする』と反対側に炎が上がり、はみ出たガラス部分に直火が当たって突然割れてしまいます。火力の問題ではありません。

画像提供:和平フレイズ株式会社

調理中、お玉を鍋に入れて蓋をする人もいるかもしれません。

以下のように、お玉を入れた反対側の火が蓋のガラス部分に直接当たることがあります。とても危険なので絶対にやめましょう。

画像提供:和平フレイズ株式会社

以下は、コンロの火が当たって蓋の縁が変色した例です。

画像提供:和平フレイズ株式会社

和平フレイズは、火力についてはこのように注意を呼びかけています。

火力は中火以下で使用してください。

昨今のガスを含めた熱源器具はとてもパワーがあり、中火で使っていると思っていたものが、実は強火だったということは多々あります。

また「ガラス蓋に貼ってあるシールには注意事項が書かれていますので、どうか剥がさずにお使いください」とアドバイスがありました。

画像提供:和平フレイズ株式会社

ガラスの蓋に上掲のようなシールが貼ってあったら、何製なのかを忘れることがなくて安心ですよね。

和平フレイズのアドバイス通り、ガラスの蓋のシールは剥がさずに正しい方法で使いましょう。

[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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