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ディディことショーン・コムズのドキュメンタリーに母が反論 ディディに殴られたことや虐待疑惑を否定

  • 2025.12.9
ショーン・コムズ(Sean Combs) Paras Griffin / Getty Images

昨年、組織犯罪や人身売買の容疑で逮捕、起訴されたディディことショーン・コムズ。大学を中退してインターンとしてレコード会社に入った彼がエンタメ界の帝王へとのし上がっていく過程を追ったNetflixのドキュメンタリー番組『ショーン・コムズ: 裁きの時』の配信が、今月初めに始まった。番組は彼の周辺人物たちの詳細な証言から、彼の真の顔に迫っている。その内容にディディの母、ジャニスが反論。怒りのコメントを発表した。

ジャニス・コムズ(Janice Combs)、ショーン・コムズ(Sean Combs) Jason Kempin / Getty Images

番組ではディディの幼馴染だという人物が、彼が母親のジャニスから「冗談では済まされない」ほどひどい暴力を受けていたと証言している。その関係性がいつの間にか逆転。ディディの元側近は「ディディが母親を殴るシーンを目撃した」と証言している。元側近によると、ディディが母親を殴ったのは1991年。ディディが主催したバスケットボールのチャリティマッチで、会場に押しかけたファンが将棋倒しになり、死傷者が出るという悲劇が起きた。母がこの試合を開催したことに対する疑問を口にすると、ディディは彼女を「ビッチ」と呼び平手打ちしたそう。

ジャニスは「番組の中の、虚偽の一部を訂正するためにこの声明を書いている」「息子ショーンの生い立ちや家族生活に関する、これらの不正確な情報は視聴者を誤解させ、私たちの評判をさらに傷つけるために意図的に番組に入れられている」とコメントしている。「あの事件が起きた日は、私たち全員にとって非常に悲しい日だった」と言い、その悲劇を「利用して、偽りの物語を織り交ぜる」ことでショーンを悪人として描くのは「間違っていて許し難い」とも。

ショーン・コムズ(Sean Combs)、ジャニス・コムズ(Janice Combs)、 Carley Margolis / Getty Images

ちなみにジャニスは、自分に対してかけられた虐待疑惑についても否定している。ディディの弁護士はこの番組の配信の差し止めを求めていたが、それに失敗。今度は提訴するとNetflixに警告しているが、まだ訴訟手続きには入っていない。ディディは売春目的で州を跨って女性や少女を移送した2件の罪でだけ有罪になり、禁錮4年2か月の判決を下された。ディディの被害者たちからは軽すぎる刑だと失望する声も上がっている。

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