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キャサリン妃主催クリスマス・キャロルで注目の6つの見どころ

  • 2025.12.9
Chris Jackson / Getty Images

2025年12月5日、ロンドン、ウェストミンスター寺院で行われた、クリスマス・キャロルコンサート!
英国では、パンデミックが落ち着いた2021年に、キャサリン妃が企画&主催をされたのが始まりで、それ以降毎年開催。今年で5度目となり、もはやクリスマス前の恒例イベントとなりました。

昨年は、ご存じの通り、皇太子妃のご病気が発覚するも、治療の甲斐あり、無事このイベントへの出席が叶い、おそらくホッとされたはずのキャサリン妃。それほどまでに、発案から企画、主催までに関わられている肝入り行事。さて、今年の注目ポイントを私視点でお伝えします!

キャサリン妃のクリスマスファッション

毎年、なんだかんだいってもいちばん気になるのがキャサリン妃ファッション。しかも、このイベントではクリスマスをイメージさせるファッションが基本なので、私たちへワクワク感を抱かせてくれます。最近ではシックな装いが増えているだけに、クリスマス=明るめスタイルには特に期待が集まるというものです。と、前置きはさておき、この日のキャサリン妃は、グリーン!

Karwai Tang / Getty Images

これまで、赤が多かったので、従来よりはシックめではあるものの、やはりゴージャスさもプラス。コートは2020年にデビューした、キャサリン・ウォーカーのものを着回しですが、襟にグリーンのファーをプラスされていることで、華やかさとクリスマス感がアップ。

そして、チラリと見える、スカートがタータンチェック。しかも、トラッドなプリーツにスタッズが装飾されたエッジの効いたデザインと、英国らしさとモード感があって、活躍の場は広いし、素敵な新アイテムですね! 以前のコレクションの様ですが、ブランドはミュウミュウ。

ブーツは黒(ラルフ ローレン コレクション)で、シャープにアクセントをつけられています。
全体的にグリーンの落ち着きのあるコーデに対し、ブロンドの髪色、そしてツヤがなんとも美しくマッチし、皇太子妃らしいエレガントなスタイルにまとまっているからさすがです。

Chris Jackson / Getty Images

そしてもうひとつ、この日のコーデのキーアイテムといえるのが、ピアスでしょう!
ひさびさに登場したロビンソン・ペラムのもので、ホワイトダイヤモンドのスター型が、繊細でキラキラと揺れ、クリスマス感を演出しています。

皇太子ご一家揃って登場

初年度はキャサリン妃を支えるべく、皇太子ご夫妻だけの出席でしたが、翌年(2022年)からご家族揃って出席。

思えば、今年ご一家での登場されたのが6月のトゥルーピング・ザ・カラーで、それ以来のお姿拝見です。
お子さまたちが成長されるに従って、登場機会が減る可能性大ゆえ、このイベントは貴重なんです。

Chris Jackson / Getty Images

到着されると、“人との繋がり”を強調するべく、コネクション・ツリーと称する大きな木に、赤いペーパーリングを結ばれたお子さまたち。それぞれの紙には、自筆でお名前が書かれていて、思わずその字を注視しちゃいます♡

Chris Jackson / Getty Images

中でも、末っ子ルイ王子の筆跡は、とってもお上手で感動。意外とジョージ王子が大胆っぽく、シャーロット王女は、やはりきちんとした性格のようにお見受けします。

Chris Jackson / Getty Images

お子さまたちのファッション

やはり、チェックしてしまうのが、シャーロット王女ファッションですよね。
この日は、新しいネイビーブルーのベルベットドレスをお召しに。スクエアのレースの白襟が、プリンセスらしさ全開で、とっても可愛いったら♡

Samir Hussein / Getty Images

こだわりの同系色のタイツに、初お披露目のパテントのバレエシューズは、Panache kidsのものです。ハーフアップの髪には大きなベルベットのリボンがつけられていて、これも王女に定番で超可愛い上、ストレートの艶々ヘアに感動もした次第!

さすがプリンセス、とはわかっていても、ここまで美しいなんて…。いくつであろうが、髪のお手入れって大事ですね。

加えて、シャーロット王女のドレスが、ダイアナ妃のドレスとも似ていたり♡襟の形や、白いレースは結婚当初のダイアナ妃の定番。中でもベルベットに白襟といった、似たものもありました。キャサリン妃が、何気に意識されているのかもしれませんね。

Karwai Tang / Getty Images

お兄ちゃま、ジョージ王子はいつものシングルジャケットのスーツに、グリーンのタイ。弟ルイ王子は、ダブルのスーツにグリーン系タータンチェックのタイ。靴も、ストレートチップの兄と、弟はブーツと、ご兄弟それぞれの立場と個性に合わせたスタイルなのが印象的で、成長も実感しました。

Chris Jackson / Getty Images

それにしても、気づけばルイ王子は、もう7歳! 身長も伸びてすっかり少年に。でもニッコリ笑うと、前歯が抜けていて、やっぱりキュートです♡

出席者

この日の出席された王族方は、皇太子ご一家の他には、エディンバラ公爵夫人、グロスター公爵ご夫妻、マイケル・オブ・ケント王子、ザラさんご夫妻、フレデリック・ウィンザー卿ご一家、レディ・サラ・チャットご一家、レディ・ヘレン・テイラーご一家といった方々。

Chris Jackson / Getty Images

加えて、キャサリン妃のご両親、マイケルさんとキャロルさんご夫妻に、弟ジェームズさんと妻アリゼさんが出席。

Karwai Tang / Getty Images

一方で、チャールズ国王ご夫妻や、アン王女ご夫妻は、恒例でこのイベントには出席されず。今年も同様でした。

気になったのが、マイケル・オブ・ケント王子が車椅子姿だったこと。

Chris Jackson / Getty Images

今年愛妻を亡くされたケント公もお姿見えず、弟君のマイケル・オブ・ケント王子もお車椅子とは、心配ではあるものの、しかしながら出席されたという事実はとりあえず一安心とも。

また、ベアトリス王女、ユージェニー王女姉妹も欠席されたところが、今年らしい変化といえるでしょう。招待状は送られたようですが、欠席という返信だった模様で、辞退という形をとられたのではないかと推測。お気の毒にも感じますが、他に用事、事情があったのかもしれませんね。

クリスマス・キャロルの参加者たち

ロンドンを拠点に活動する女性シンガー、ケイティ・メルアさんや、ダン・スミスさん、女性若手シンガーのグリフさん。また、コーンウォールの漁村出身、漁師たちで構成されたグループ、フィッシャーマンズ・フレンズなど、英国の幅広いジャンル、年齢のミュージシャンが演奏を披露。

急遽の事態として、女優で歌手のハンナ・ワディンガムさんが、予定されていたパフォーマンスを、過密スケジュールによる歌唱困難により、直前で取りやめると発表。しかし、ご本人は出席はされていました。

Chris Jackson / Getty Images

また、映画「タイタニック」のケイト・ウィンスレットさんが、イベントのテーマである「愛」にインスパイアされた文章を執筆、朗読をされたりも。

おしゃれで注目した出席者たち

キャサリン妃と公務でもご一緒されている、英国を代表するフードライターで司会者のデイム・メアリー・ベリー。御歳90歳ですが、相変わらずお若いだけじゃなく、オシャレ!

Samir Hussein / Getty Images

黒のベルベットのロングコートに、グレーのボブヘアがなんともノーブル。この方にしてはシックな色めと思いきや、ネイルはピンク。さすがです。

もうひとり、注目を集めていたのが、キャサリン妃の義理の妹、アリゼさん。ブラウン系の英国調チェックのショートコート+パンツに、グレージュのスエードブーツ、の着こなしが、おしゃれ♡バッグはアクセントにボルドーと、上級カラーコーデも◎

まさに、アリゼさんお得意のフレンチシックなスタイルですが、ちゃんと英国っぽく見えるものをチョイスしているところがお上手ですね。

Chris Jackson / Getty Images

しかも、とってもおしゃれだけれど、注目を集めるにはお好きではなく、人見知りっぽい雰囲気までもが、なんだか好感に。

キャサリン妃も影響を受けていると思われる、アリゼさんのファッションセンス。今回の注目が、それを実証したともいえますね。今後も、もしや義理の姉より話題になるかも?

フランス好きの日本人には、要チェックなこの方です。

※この記事は、2025年12月9日時点のものです。

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